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債券って結局何?よく聞くけどわからない債券を徹底解説!

こんにちは、テルゲンのてるです。
今回はよく聞くけどあまりわからない「債券」についてです。
新NISAなども始まっていき、債券も最近よく聞くものになってますよね!
そこで今回は債券について徹底解説します!

1. 債券って何?

債券とは、企業や政府が資金を調達するために発行する金融商品です。債券を購入することで、投資家はその発行体に対して資金を貸し出し、将来的に元本と利息を受け取る権利を持ちます。言い換えれば、債券は発行体に対する借金証書のようなもので、債券保有者は貸し手、発行体は借り手です。

債券の主な特徴は、通常は発行時に定められた期間が満了するまで保持し、その間に利息を受け取る点です。また、株式と異なり、所有することで企業の経営に関与する権利はありませんが、元本が返済される可能性が比較的高いため、リスクが低い投資商品とされています。

2. 債券の仕組み

債券の仕組みは比較的シンプルです。債券を発行する企業や政府(発行体)は、資金を借りるために債券を発行します。投資家がその債券を購入すると、発行体に対して一定期間資金を貸し出すことになります。その期間中、発行体は投資家に対して利息を支払い、満期が到来すると、元本(借りた金額)を返済します。

利息は通常、クーポンと呼ばれ、定期的に支払われることが一般的です。また、債券の価格は市場の金利動向や信用リスクの変化によって変動することがあり、場合によっては債券を売却してキャピタルゲイン(値上がり益)を得ることも可能です。


岡三証券 参照

3. 債券の種類

債券にはさまざまな種類があり、発行体やリスク、利回りなどによって異なる特徴を持っています。代表的な債券の種類を以下に示します。

・地方債

地方債は、地方自治体が公共事業やインフラ整備のために発行する債券です。地域社会に貢献するプロジェクトの資金を調達するために使用され、比較的信用度の高い発行体とされることが多いです。

・国債

国債は、政府が資金調達のために発行する債券です。一般的に、最も信用度が高く、安全な債券とされています。国の信用を背景にしており、リスクが低い代わりに、利回りも低めであることが多いです。

・社債

社債は、企業が資金調達のために発行する債券です。企業の信用リスクに依存するため、発行体の財務状況が重要な評価ポイントとなります。信用度の高い企業の社債はリスクが低く、逆に信用度の低い企業の社債はリスクが高い分、利回りが高くなる傾向があります。

・仕組債

仕組債は、デリバティブ(金融派生商品)と組み合わせた特殊な債券です。利回りやリスクが複雑で、通常の債券よりも高い利回りを狙える反面、リスクも高まる可能性があります。特に経験のある投資家に向いています。

4. 債券投資ってどんな投資?

債券投資は、安定した利息収入を得ることを目的とした投資です。株式のように価格変動が大きくないため、リスク回避の手段として選ばれることが多いです。債券投資のメリットは、元本の返済が保証されている点や、定期的に利息が支払われる点にあります。特に景気が不安定な時期や金利が低い環境では、債券は安全資産としての魅力が高まります。

一方、債券投資にはリスクも存在します。特に金利の上昇時には、債券価格が下落するリスクがあり、満期前に売却すると元本割れの可能性もあります。また、発行体が破綻するリスクもゼロではないため、信用リスクの高い債券を選ぶ際には注意が必要です。

5. 新NISAで債券は買える?

2024年から開始される新NISA(少額投資非課税制度)では、債券投資も含まれるかが注目されています。

・新NISAで債券商品は買えるのか?

現状のNISAでは、NISA口座で直接債券を購入することはできません。しかし、投資商品の中には債券を盛り込んだものも含まれているので、そのような形で購入することは可能です。

今回は債券についてお話ししました。
意外と債券ってどんなものか知らない方も多いですよね!
なぜ元本確保されているのかなど、仕組みがわかれば納得できるものが多いですよね。
この記事が「お、いいかも!」とおもったら資産形成初めてみませんか!✨

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