見出し画像

デザインって、やっぱり楽しい。【CXO Night#2 イベントレポート】

2018年2月9日にTECH PLAY SHIBUYAで行われたイベント「スタートアップにCXOが必要な理由 - CXO Night #2 by TECH PLAYデザイナー部」に参加してきました。

まずは、最初に軽く自分自身について。わたしはhapticの屋号でフリーランスで活動している@mascoといいます。一番多いご依頼はイラスト制作で、できる範囲のデザインをしたり(以前はWeb制作会社で働いていました)、エッセイ調のライティングをしたりしています。

参加したきっかけ

今回「参加したい!(しかもブログ書く枠で)」と思ったのは、noteに出会い日々触れる中で自分の体験〜生活までもが変わってきたことから、UXへの興味がどんどん増していたからでした。そしてnoteを運営するピースオブケイクのCXOを務める深津さんの発信を日々追いかけるようになっていたので(時折わたしの発信を拾っていただき嬉しさで震えています…)深津さんのお話も、デザイン界隈で活躍する方々のお話も聞きたすぎて参加しました。

当日、グラフィックレコーディングしてました

まずは #iPad芸人 と勝手にTwitterでハッシュタグハック(なんか語呂いいですね)をしている活動のひとつ、グラフィックレコーディングを載せます。

手を動かすのは速い方だと自負しているのですが、本当に名言連発でペンが追いつきませんでした。深く切り込めなかったのが悔しい…キーワードはそれなりに拾えたと思いますが、Twitterの #cxonight ハッシュタグの充実っぷりがすごいので、ぜひそちらとあわせて見ていただけたらと思います。

「デザインをしているようでしていなかった」過去の経験と比べて語られるデザイナーとしての姿

登壇されていたみなさんは本当にデザインのことを突き詰めて考えていて、一方でデザイン以外のことにも強くアンテナを張っていました。「CDO/CXOがいる会社で働く若手トーク」というセッションでは師匠へのリスペクトに溢れる発言が多々。

坪田さんがデザイン以外の目に見えない部分まで考えていることに驚いた」
深津さんと一緒に仕事をする中でクライアントからの依頼の上流過程から関わることが多いので、視野がすごく広がった
坪田さんからデザインのものすごい技術を教わるだけでなく、コミュニケーションのフィードバックがすごい!」
「金融系など、わからないままデザインすることは危険。デザイナーは知識をつけて責任をもってデザインをしなければいけない

以前働いていた環境では「デザインをしているようでしていなかった」というこばかなさんの発言も印象的でした。そこから「デザインとは」と突き詰めて考え実行するようになったという経緯。デザインへの強い熱意を感じます。

手を動かすことがデザイナーの基本、という基本

「デザイナーとして経営に関わる」というセッションでは、マネージャーとプレイヤーとしてのバランスについても池田さん坪田さんのおふたりで大いに語られました。

「マネージャーとプレーヤーのバランスをとるのは難しいけれど、手を動かす時間をつくらないと、もって1年で手が動かせなくなっていく
「経営的な領域に興味が惹かれるけれど、やっぱりデザイナーは手を動かすこと

手を動かすプレイヤー側からマネージャー側へシフトする際の難しさや葛藤はよく聞くところですが、マネージャーをしながらも手を動かすのはやっぱり大切なんですね…説得力…

イベントを通して感じたこと

全体を通して、みなさんがデザインをすることに関してとても強く意思を持っていることが感じられ、言葉の力強さと説得力に圧倒されました。圧倒といっても威圧みたいな感じではなく、よりいいものを作るため日々励んでいる方々だから出てくる言葉なんだろうと感じさせる言葉に溢れていました。

後半はいかに経営にデザイナーが関わっていくかというアプローチについても語られ、大いに盛り上がりました。

「ビジネスサイドの人はデザインのことを知らないことが多いから、ビジネスで伝わる言葉で話す
「最初に成果物を出して信頼を得ることによってデザイナーが動きやすくする

そして「CXOという肩書きがあると、やるべきことに全てのエネルギーが注げるようになる」という深津さんの言葉は、ピースオブケイク代表加藤さんとのトークや、noteの成長からも説得力が強く、深く頷いてしまいました。


やっぱりわたしもデザイナーでい続けたい

会社員時代、なんども挫折したWebデザイナーの仕事を通して「もうデザイナーと名乗るのはやめよう」としていた時期が、つい最近までありました。それでも、例え作業自体がイラスト制作でもライティングでも「どうやったら伝わるか?と考えることが楽しい」という気持ちは変わらずに感じていました。お客さんとのコミュニケーションについても少しずつ磨かれてきたのではないかと思っています。あたたかいお客さんがいてくださるおかげです…

わたしは、アイディアの段階でご相談いただくことも多いです。その中で、どうしたらお客さんがいい体験ができるか、そのアウトプットに関わった人や触れた人が幸せになれるかを考えることが、やっぱりとても好きです。このイベントに参加でき、たくさんのインプットをさせていただけたのは本当に嬉しい体験でした。

デザイナーってやっぱり素敵で夢がある仕事です。そんな風に感じさせてくれる現役のデザイナーたちが集まったこのイベントは、現実も、夢を見ることの大事さも持たせてくれるイベントで、それこそがデザイナーだと思いました。

コンパクトにまとめようとしたもののつい長くなってしまいました\(^o^)/noteでも #cxonight のハッシュタグで記事がどんどんアップされていきますのでお楽しみに!わたしも楽しみです(^ω^)

ネタ:夫婦でファンであるこばかなさん登壇時の我が家のLINE


心のどこかに引っ掛かったら、ぜひ100円のサポートからお願いします🙌