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7月14日(金)「醗酵飲料(焼酎)・GLOW」

今日の豊田は終日薄曇り。
最低気温は23℃、最高気温は32℃。
そろそろ、梅雨明け時期が近付きつつあるようですね。梅雨明けたら更に暑さは増すのでしょうか?さて、

昨日は「醗酵食品・鰹節」について書いて行きましたが、今日は最近話題となっている若潮酒造さんが造る「醗酵飲料(焼酎)・GLOW」について書いて行こうと思います。

昨年から、「酒屋が選ぶ焼酎大賞」と言う賞が設定されています。まぁ、カンタンに言えば焼酎界に於ける「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 本屋大賞」と言ったトコロでしょうか(実際にこのイベントもソコから着想を得て設定されたようです)。
第1回となる2022年は7月に全国273銘柄を集めてブラインドテイスティング方式(←蔵元等への忖度抜きでの評価を行う目的)で行われ、その中から全国139の酒屋さんが集結し、夫々「芋焼酎部門」・「麦焼酎部門」・「米焼酎部門」・「黒糖焼酎部門」・「泡盛部門」の5つに分けてテイスティングした結果で大賞1銘柄及び優秀賞2銘柄を決める、と言うモノです(結果は同年10月発表)。従来、日本酒ではこの手の利き酒・テイスティングの会は幾つも催されていたようなのですが、焼酎界ではお初の試みであった、とのことです。
そして、この焼酎大賞の第2回が今年も5月に開催され、全国250銘柄が集められ110の酒屋さんによるブラインドテイスティング方式で上記5部門に分けて評価され、夫々大賞・優秀賞が決められました。
この催しは来年も第3回が開催されるコトが決まっていて、いよいよ軌道に乗ったカンジがあります(因みに、以前「醗酵飲料・仕入候補先の酒屋さん」でご紹介した「味ノマチダヤ」さんは実行委員のメンバーだし、「はせがわ酒店」さん・「勝鬨酒販」さん・「三ツ矢酒店」さん、そして自宅近所の「大阪屋」さんも2年連続で参加されてます)。

そんな状況下。
第1回及び第2回の芋焼酎部門に於いて連続して大賞を獲得したのが、鹿児島の若潮酒造さんが造るGLOWなのです。
もう少し詳細に言えば、受賞したのはGLOW EP05(エピソード5)ですね。元々「さつま若潮」や「千亀女」等を造る若潮酒造さんが、「スペックにとらわれず、心から焼酎を楽しんでもらいたいと言う想いで、焼酎の可能性にチャレンジするブランド」として2018年から発売したのが製法社外秘の(笑)このGLOWシリーズで、これ迄に「2018」「2019」「2020」「EP04」「EP05」と出されていて、焼酎大賞の芋焼酎部門で2連覇を果たしたのがこの「EP05」。
この7月3日からは今年バージョンの「EP06」が発売・出荷され始めたようです(2連覇しちゃったので、中々入手困難だったモノが更に手に入りづらくなってしまうんでしょうねぇ…)。

で、お味の方はと言うと、まずはフルーティ。でも、芋らしさもある旨口の焼酎、と言うのが個人的な感想。四半世紀くらい前に「富乃宝山」を初めて飲んだ時の感覚を思い出しました。他の方の感想を見てみても、「ライチとグレープフルーツを思わせる香り」とか、「フルーティな香りのあとにスッキリしたさつま芋の甘みがじわじわと喉元で広がる感覚が印象的」、「ライチのようなフルーティな香り。華やかですっきりと新感覚の芋焼酎」等と言った具合で、やっぱりフルーティさを感じるコメントが多いようです。蔵もおススメされているようですが、ロックやストレートも良いのですが、ソーダ割にするとよりフルーティさが増幅されるようです。

と言うコトで、とっても旨い焼酎ですので、見付けたら是非お試し下さりませ。
出来れば、定期的にお取り寄せ出来るルートを確立したら、コレからやろうとしているお店にも常備したいモノです。

と言うことで、今週はココまで。
来週は、「有害鳥獣・イノシシ(生態編)」からお届けして行こうかと考えてます。
では、良い週末をお過ごし下さい~!


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