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8月23日(水)「二十四節気・処暑(しょしょ)」

今日の豊田も晴れ時々曇り。
最低気温は26℃、最高気温は一時雨が降ったせいもあってか34℃程度迄しか?上がらず。
今日からは、二十四節気処暑(しょしょ)で、二十四節気の初項で七十二候の「綿柎開(わたのはなしべひらく)」(綿の実がはじけ綿花がのぞく時季)。
流石にこの辺には綿を植えている畑?はないので、そんな時季になったんだ等と言う実感は全くありませんね(笑)。さて、

昨日は「未利用魚・ギマ」についてお伝えしましたが、上述の通り今日からは「二十四節気・処暑」となりましたので、ソレについて書いて行きたいと思います(冒頭写真はコチラから拝借)。

処暑。
ナンだかヘンな名前ですよねぇ、しょしょ。でも実は、処暑の「処」の字は「止まること」を意味するのだそうで、暑さが落ち着いて過ごし易くなる、暑さの峠を越えて後退し始める時季と言うコトのようです。
が、地球温暖化の昨今、暑さが衰える気配はまだ感じられませんですねぇ。矢張り、肌感覚的には季節が2週間程度はズレている感覚でしょうか。今年の処暑は8月23日から次の二十四節気・白露が始まる前日の9月7日まで、と言うコトになります。

この頃に美味くなって来るサカナとしては、アマダイカサゴシログチカンパチカレイ類シタビラメ類カジキなどでしょうか。
今年のサンマの初水揚げは、相変わらず不漁のようでキロ14万円程度、1匹5,400円弱とトンでもない値段が付けられ過去最高値を更新、とのニュースをやってましたね。1匹100円の相場観を持つ自分としては、とてもじゃないけれども手の出せない高級魚になっちゃったなぁ(泣)。
そろそろ市場には筋子(シロザケの卵、イクラの素)も入荷し始めているようなので、今年も作りますかね。

この時季に旬を迎える野菜としては、相変わらず夏野菜の中心人物達(トマト・茄子・かぼちゃ等)は元気ですが、更にゴーヤやニンニクなんかも美味い時期に突入してます。夏野菜をモリモリ食べて元気付けなきゃ。

果物では、引き続きかぼすや酢橘(スダチ)等の柑橘系、梨・ぶどう・イチジク・スイカ等も随分と出回ってますね。少々変わったトコロでは、アケビなんかも出始める頃のようです。
今は兎に角ナシが美味いですねぇ。とっても瑞々しい。

お花的には、そろそろ向日葵(ひまわり)は終わりを迎えつつあるようですが、百日紅(さるすべり)や百合(ゆり)等は引き続き元気なカンジです。ほおずきも結構出回ってますかね。

行事的には、子供の成長を祈る「地蔵盆」や収穫期を迎えた農作物が台風など風の被害を受けないように祈る「風祭り」があるようです(農家にとっての厄日である二百十日(立春から数えて210日目、今年は9月1日)には台風やら大雨被害が多いですからねぇ)。この辺りではソレらの祭り?祈り?はあまり盛んに行われている気配はありませんが。

立秋の次は「白露」(今年は9月8日~7日頃)。その頃には、エエ加減秋の気配が感じられるようになっていて欲しいモノです。

明日は地元愛知県のお酒、「醗酵飲料(日本酒)・蓬莱泉」についてお伝えして行こうと思います。


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