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8月8日(火)「二十四節気・立秋」

今日の豊田は晴れ時々曇り。
最低気温は27℃、最高気温は36℃迄上昇。
昨日は時折の通り雨のお陰でやや涼しめではありましたが(と言っても最高気温31℃)、今日は朝から暑い暑い。
そんなお天気が続く今日この頃ではありますが、今日からは二十四節気で言うトコロの立秋。暦の上では秋なんです。
また、七十二候では二十四節気の初項「涼風至(すずかぜいたる)」(涼しい風が吹きはじめる時季)ですが、全く涼しい風が吹いてくれそうにはないですね。コレも地球温暖化/沸騰化の影響でしょうかね。さて、

昨日は「遺伝子組み換え食品・ゲノム編集魚等について考える」をお伝えしましたが、今日は「二十四節気・立秋」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借致しました)。

立秋。
くどいようですが、暦の上ではもう秋が始まっているのであります。
二十四節気では今年で言うと、本日8月8日~22日が立秋となり、その後は処暑となります。上述の通り、立秋になってもちっとも秋の涼風が吹かないのには地球温暖化の影響もあると言えばあるのですが、そもそも論的に二十四節気が古代中国の戦国時代(紀元前4世紀頃)に中国の内陸部で発明・制定されたモノであり、海洋性の日本では多少のズレが生じたモノとなっています。まぁ、肌感覚的にもまだまだ秋は先、ですよねぇ。

この頃に美味くなって来るサカナとしては、矢張り大暑の頃と然程変わり映えがしないのですが、スズキタチウオハモマダコシジミ等は引き続き美味いです。岩牡蠣・海胆(ムラサキウニバフンウニ)なんかもシーズン入ってますね。サンマについては恐らく8月中旬頃になれば、今年も不漁で初荷はキロうん万円!のようなニュースが入って来ると思います。また、そろそろ北海道の東海岸ではシロザケが釣れ始めているようなので、サケもシーズンインかな。今年もイクラの醤油漬けは作らないとイケませんね。
また、前回「醗酵食品・喜多品老舗の鮒寿し」でもお伝えした通り、琵琶湖近辺での鮒鮓土用以降が飯漬けの時期なので、コレもこの時季のサカナの一つと言っても良いのではないかと思います。更には、この時季は昆布漁の最盛期でもあるので、コレもこの時期のサカナ?と言っても良いのでしょう(??)。

この時季に旬を迎える野菜としては、引き続きトマト・茄子・かぼちゃ等の夏野菜は好調ですが、里芋・冬瓜・空心菜・茗荷等も出て来てますね。沢山たべなきゃ。
また、野菜ではありませんが、蕎麦や蒟蒻なんかも良い時期になってます。

果物では、かぼす・酢橘(すだち)・シークワーサー等の柑橘系も盛期を迎えてますし、梨・桃・デラウェア・スイカ等も安くなりつつあります。もりもり食べなきゃ。

お花的には向日葵(ひまわり)や百日紅(さるすべり)、百合(ゆり)等が勢力範囲を拡大?してますが、ハイビスカスやほおずきなんかも出て来つつあります。

行事的には、この時期は旧盆(お盆)がありますので、帰省ラッシュで大変なコトになるのでしょう(現在の修業先では、この時期が書き入れ時のようで大忙しみたいです(泣))。
また、既に夏の甲子園も始まっており、連日熱戦が繰り広げられてますね。以前は会社でも大々的にトトカルチョなんてやってましたが(トトカルチョってイタリア語だったんですね、初めて知った…)、昨今のコンプライアンス時代になってからは、流石に会社で賭け事もマズかろうと言うコトで、すっかり鳴りを潜めてしまいました(笑)。小暑大暑と言う暑中が終わったので、コレから出すお手紙は「残暑見舞い」となりますね(って、全然残暑感無く、暑さど真ん中なんですけどね)。徳島では阿波踊りも開催されます。

立秋の次は「処暑」(今年は8月23日~9月7日頃)。その頃には、流石に秋風・涼風が吹き始めていて欲しいモノです。
明日は、先週のイノシシ(捕獲編)に続き、「有害鳥獣・イノシシ(内臓編)」をお届けしたいと思います。


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