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2024年6月24日(月)「醗酵飲料(?)・ノンアルコールビール」

今日の東京は晴れのち曇り。
朝の最低気温は21℃、日中の最高気温は35℃近く迄上昇。いやはや、暑い一日でした。先週末に関東も梅雨入りしましたが、梅雨明けもやっぱり遅くなるのでしょうか?さて、

先週末は「二十四節気・『夏至』の時季のメニュー(案)」についてお伝えしましたが、本日は「醗酵飲料(?)・ノンアルコールビール」について書いて行きたいと思います。

ノンアルコールビール。
コレは避けて通るか否か、チト悩みドコロではありました。ハード系な(?)居酒屋の中には、「酒呑みでないヒトはお断り!」なんてお店もあるのですが、自分がやろうとしているお店をソッチに寄せるか、或いは飲めないヒトも歓迎するお店とするか。前者にしてしまうと、ある意味自分で自分の首を絞めるコトになりかねないとも思われるので、ソコは後者で行った方が得策かな、と考えています(自分は酒呑みですが、お友達の中には飲めないヒトもいて、そのヒト達が来られないのは寂し過ぎますからねぇ)。

また、コロナ以降にはZ世代を中心にして飲まない・飲めない人達用のスマドリ(Smart Drinking)も流行っているらしいし(まぁ、コレは飲めないヒト市場を獲得する為のアサヒの策略?戦略?が元のようですが(笑))、またほぼ同時期に出始めていた、敢えてお酒を飲まないソバ―キュリアス(sober[しらふ]+curious[好奇心旺盛な])と言うライフスタイルも日本でも浸透しつつあるようなので、この流れも汲んどいた方がエエな、とも考えてますし。

となれば、お酒を飲めないヒト用にもソレなりのドリンクメニューは作らにゃならん、と言うコトで思い付いたのがマズはノンアルコールビール。
この分野は酒飲みでもある自分からすると、ある意味マジメに取り組んで来なかった(その必要性も無かった?)分野なので、今回色々と調べたり、買って飲んでみたりして、その方向性を定めるコトにしたのです。

ノンアルのビールと言っても、どうやら大きく分けて2つに分類出来るようです。
1つ目はまずビールを作って、ソコからアルコール分を抜いたモノ。コチラはよりビールに近い旨味と味わい、喉越しになっているのが特徴で、輸入モノにこの製法のモノが多いようです。
もう1つはビールと同じように麦芽にホップを加えて煮立てた麦汁、或いは麦芽から得た麦芽エキスに種々の添加物を加えて、ビールに似せた(寄せた?)味を作り上げるモノで、国産のノンアルにはこの製法で造られているモノが多いようです。

今回、冒頭写真の通り、輸入モノ・国産モノ、上記2種の製法で造られているモノを色々と買い揃えて試飲してみましたが、矢張り双方共にホンモノのビールよりは何となく薄く味わい深くない気がしたのは、多分気のせいでは無さそうです。
が、前者と後者を飲み比べてみると、矢張り前者の方がホンモノのビールの味に近い気がしました。後者の方は全般的にあんまりビール飲んだ感がしなかったなぁ。

もう一つ言うと、そもそも個人的には食品添加物なんてあまり摂取しない方がカラダの為であると考えているので、そのチカラを借りてビールに寄せた(似せた?)味のノンアルコールビールは余り飲みたくはない。
となると、お店で出すノンアルとしては、前者にせざるを得ないのだろうなと考えてます。

ただ、一口にノンアルコールビール(と言う言い方は最近はせずにwikipediaにも書いてある通り「ビールテイスト飲料」と言うらしい)にも実は2種類あって、ホントにアルコール含有量ゼロのモノと、アルコール分1%未満と微量だけれども(酒類と分類されない為にはアルコール分1%未満とする必要あり)アルコール分を含むモノ。
飲めないヒトにアルコール分含むモノを出すのも如何なモノかとも考えられるので、ココは潔く(?)ゼロ系にすべきかと思います。

そんなこんなを考えた上で、具体的にコレならば出しても良いかな?と思ったのは以下の銘柄か。
・    日本ビール「龍馬1865」
・    日本ビール「Ninja Lagar」
・    パナバック「Veritasbrau Pure & Free」(ドイツ)
・    Brulo「Lust For Life DDH IPA」(スコットランド)

と言うコトで、ノンアルビールについてはコレくらいで。
ビールサーバーを入れないとすると(まだ迷ってますが)、クラフトビールについても考えておかなきゃイカンですね。ソレについてはまた後日。

明日は「内臓料理(魚)・海藤花(かいとうげ)」についてお届けする予定です。

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