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『つなぐ、つながる』シェアでこれから楽しくなるかも!

『シェアリングエコノミー』という言葉は一度は耳にされたことはあるのではないでしょうか。
シェアリングエコノミーとウィキペディアで検索すると『共有経済(きょうゆうけいざい、英: Sharing economy)は、共有の社会関係によって統御される経済を指す。シェアリングエコノミーと表記されることもある。モノやサービスなどの資源を共同で利用し、人間関係を作り出し、コミュニティの運営としても働く』と出てきました。

私の仕事は『シェアリングエコノミー』という社会の関わり方を介護業界に使ったものです。
実は今の仕事を知るまで、シェアリングエコノミーというものを深く知りませんでした。単純に一般の人のものだから安くなるんだろう、というくらいの認識でした。
ところがところが。シェアリングエコノミーは『単純に安価になる』というだけではなく、『新しく人の繋がりを作り、そこでの双方の化学変化を起こすことが出来る』という大きなワクワクが潜んでいるモノだったのです。。
「介護業界と業界外が混ざり合って化学変化が起きればいいな」と思って始めてみましたが、色々な壁にぶつかるものです。
何をするにも動けば壁は当然あるものだと思っていましたが、私自身も、シェアリングエコノミーも今まで業界内になかったものなので、壁が高く厚い...

そうして暗中模索しながらやってきましたが、一度ちゃんと勉強をして、語彙を増やそうと、この度一般社団法人地域活性化センターさんが開催された「地域における“シェアリング”の可能性~分かち合いが紡ぐ、つながりの価値とは~」というセミナーに参加させていただきました。
参加されていた方々の多くは行政の方々。
「場違いな所に来てしまったんじゃないか・・・?」と不安になりながらも受講しました。
一方で、「行政の方々がお休みの日にわざわざ受講しにくるとは、きっと日本全体として重要な社会のシステムなのだろう」と変化の兆しを感じました。
セミナーの内容はシェアリングエコノミーとは何か?そこから生まれるもの、日本全体のシェアリングエコノミーの方向性や施策、など。
セミナーの細部で私を悩ませていた壁の理由や壁を乗り越える方法を知る事ができ、学ぶ事ばかりでした。

何よりも印象的だったのは、私が思っていた以上に人との関わりが増えてくる世の中になり、どんな過疎地であってもどんな人であっても、その関わりから発生するワクワクが得られる世の中になったのだという事でした。
私の扱っているサービスもシェアリングエコノミーを活用することで、過疎化が進んでいると言われている秋田県能代市の介護施設のお仕事が、実は東京の介護施設よりも都心の方からの人気があったり、海外とも繋がったりしています。
この広がり方には正直驚かされましたが、これも、今までになかったシェアという関わり方の力によるものだろうと思っております。

そして、介護業界だけでなくどこの業界も人手不足。
きっと変わらなければいけないけれども人は急に変わるのは難しい...
それなら、みんなで少しずつ混じり合いながら変わっていけば少し楽に変われるかもしれないと思っています。

介護業界も過疎地も、もっと隠れた個の良さが活きてくれば、もっともっとワクワクが増える気がします!



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