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親族なんて、そんなもん

この記事を書いているのが4月25日の夜。

今日の午前中、医師から連絡があり、予断を許さない状態ではあるとのこと。だが、倒れた当初よりも心臓の調子が良くなって来たという。

治療が進み意識が戻りつつあるが、治療内容が重度であるため、今は意識を薬で無理やり抑えこんでいる。考えるだけで身の毛もよだつ。あぁ…これ以上苦しめないでくれ。

また、またしても腎臓の働きが芳しくなく、自分で十分な量の尿を排泄出来ていないらしい。故に、体に水が溜まり続けるので、透析治療をさせてもらいたいとのこと。

…既に輸血まで行ってしまっている。

ここまで来たら、断る理由も無い。私はリスクだけをいくつか聞き、その後「お願いします」と言った。

なぜ、またしても腎臓が…。回復していたのに。ヘビ毒によるもの…ワクチンによるものなんだろうか。

はぁ…どうなることやら。

私は決して「頑張れ」と言わない。この世に留まる事が正義でもない。「この世にもう未練が無い」と言うなら、こちらとしても諦めがつきやすいだろう。

でも、彼女は確かに「まだ死にたく無い」と言った。「まだ生きたい」、と。そして、私を頼った。

だからこそ…それを思うと胸が張り裂けそうになる。助けてやれなかった…ごめん…。その自責の念でこの数日間、おかしくなりそうだった。今もそうだが…。

くそっ…このタイミングで逝かれたら、未練が残る。伝えないと…ワクチンの事も、感謝の気持ちも…意識のある時に。

…不本意ながら、私はもしもの時を考え、親戚にこの事を伝えようと思った。親父に聞くと、親父側で声をかけて集める様な人間もいないらしい。

私は一件、おふくろと親交のあるおふくろ側の親戚を知っていた。おふくろの兄にあたる人物だ。彼は阿寒町に住んでいる。

おふくろの携帯電話から彼の電話番号を調べ、掛けた上で事情を説明した。

すると、葬儀の話、寺の選び方や宗派の問題など…色々とピックアップしてくれた。

だが…

最初は素直に聞いていたのだが、どうも様子がおかしい。

私に対して、「〜だからねぇ?」的な語尾で喋る。何と言うか、小学生を相手にあやしながら話している様な感じ。

また、そうしているうちにカネの話になった。

「やっぱりね、結局はカネだからさ。家族葬や一日葬ったって、お坊さんいないと出来ないからねぇ?わかるぅ?」

…「はい、そうですね」としか言いようが無い。誰と喋ってるつもりなんだ。

「骨だってねぇ?死んだって勝手にその辺に捨てられないんだよぉ?わかるぅ?」

…「そりゃそうだ」と返した。こいつ舐めてんのか?

「家の構造も問題なんだよぉ。そこ、2階がリビングでしょお?2階から棺桶を運ぶって大変だよ〜?」

「んなもん、一階の俺の部屋でやりゃいい」

「出来るの?」

「出来るよ。ていうか、骨納めるのも全部ひっくるめてお寺に任せりゃいいじゃん。でも今はそこ、どうでもいいだろ?」

「でもやっぱりねぇ?お母さん、いつ目を下ろすか分からない状態ならさぁ。最後にはカネだからね〜?わかる?」

…分かった。こいつ、私の家にまるっきりカネが無いと思って上から見てやがる。

「かかるったって100万前後とかだろ?何とかなりますよ。」

「ほんとぉ〜?誰が出すのぉ〜?」

「私が出せるって言ってるんです。」

「ん〜?それは、アレかい?ユキコ(母)ちゃんが君に遺したお金でって事?それ用のお金を用意してるって事〜?」

「(食い気味に少々声を荒げて)違うよ。俺が用意出来る、って言ってんの。」

「てことは、それ用に家族で集めたカネとして…」

「いやだから、俺がキャッシュでボンと出すっつってんだよ。」

「えぇ〜?(鼻で笑いながらバカにした口調で)そうなのぉ〜?ほほー。マサキくんも随分立派に…」

「あのな、よく聞け。お前みたいな魂の汚い人間に相談した俺が間違いだったよ。よく分かった。おふくろはずーっと一人だったんだ。お前なんかと一緒にいたくらいだからな。息子が医者だのお前自身が公務員退職後だの何だのってよく知らんが、威張れるほどのカネなんぞ持ってない癖に、調子に乗るなよ。覚えておくといい。地獄にカネは持っていけない。待っている地獄に向けて、残りの余生を楽しめ。二度と我が家に関わるな。」

……ガチャリ。

あーーーーーーースッキリした(爆笑)。

おふくろはまだ生きてんだよ。アホか。お前がさっさと死んでしまえ。

にしても…おふくろの一族(佐藤家)はおふくろ自身を含め、本当にどーーーーしょーーーも無いのばっかりだ。

お互いを嫉妬したり、憎しみ合ったり…まるで同調していない。めちゃくちゃ分かりやすく言うと、どいつもこいつもサイコパスだ。

そうそう、仲良くなったと思った兄とも、やっぱりダメになった。話を聞けば聞くほど、精神的に驚くほど成長していない。死に目になるかもしれないこんな「いざ」という時にも、下らない事をほざき、チケット代すらケチり始めた。

スマートフォン越しに、こいつがどんな事言ってるのか親父にも聞こえる様、わざと音声出力を「スピーカー」にして話した。

静岡にいるくせに北海道まで「車で行こうかな」とか言い出す。そして言い訳がましく、「私が上から目線で偉そう」だの、「緊急事態で思考がうまく纏まってない様に聞こえるから、また落ち着いた時に話そう」とかほざき出す。状況分かってんのか?気狂いなのか?…お前、マジで頭の中見てもらえよ。何万円掛けてでも飛行機で速攻、飛んで来いって。親のことをそこまで想っていない証拠だろう。

私は以下の様に、大きな声で言った。

「ハッキリ言いましょうか?あなたは面倒なんだ。責任を逃れたいんだ。偉そう?日本語分かってますか?兄に対して謙って喋ってる私と、タメ口で通すあんたとどっちが偉そうですか?ただ面倒臭いんだよ、あんたは。親父の今後も面倒見たいと思っていない。親の事を何とも思っていない。おふくろ、言ってたよ。『あんな子になっちゃったけど…これも宿命だから』って。『長男らしい事なんて、全然してくれなかった』って。あんた、おふくろに暴力振るって出てった事、ちゃんと反省してんのか?口で言うのは簡単なんだよ。いつも口だけで済ませやがって。分かった、分かった。仕事で忙しいんでしょ?無理して帰って来なくていいから、頑張って下さい。もう一つ。やっっっっぱりあんたはまるで成長していないね。びっくりですよ。ほな、さいなら。」

…終話し、私が「あーーースッキリした。ざまぁみろバーーーーーーカ。死んでしまえ。」と言うと、隣で親父がクスリと笑った。

おふくろを押し倒し、頭から血を流させた光景は私の目に焼き付いている。むしろすっ飛んで帰って来て、人工呼吸器を付けて死の淵にいるおふくろに土下座してくれ。

兄もまた、佐藤家の血を色濃く受け継いでいた。頭が悪く、基本的に成功者の成功を妬む。口を開けばこの世の理不尽を謳い、周りに対しての愚痴や悪口ばかり。

やれやれ…どいつもこいつも。私は何か?突然変異か何かで生まれたのか?(笑)

まぁでも、性格は多分、おふくろと親父の良い所ばかりもらった。体もそれぞれの特徴を引き継いだものの、一族で類を見ないほどの大きく頑丈な体になった。

…って考えると、やっぱ私は一族の中でもかなり特殊なんだよ。何なんだろうねぇ。

まぁ、いい。もう知らん。

おふくろ、帰って来い。

このクモやワラジ虫、ネズミだらけのボロ屋でもいい。親子三人でこれから生きていこう。

二人の面倒は、俺が見るから。

なぁに、大した事じゃない。

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