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コーチングって何?セッション依頼する価値あるの?


「コーチングって何?」「話を聞いてもらうだけで、お金がかかるなんて信じられない。」そんな話も聞いたりします。

知らなかったら、体験したことがなかったらそう思って当たり前だと思います。

それでも今これだけ「コーチング」が浸透してきてビジネス・教育などの場を中心に注目され、至る所で目にするのにはしっかりと価値があると多くの人に認められてるからですよね。その価値を少しでも知ってもらうため、言語化に挑戦してみました。よかったら読んでみてください。

コーチングにかかるお金と価値について

世界NO.1コーチのアンソニーロビンズ さんは、一回30分の電話コーチング12回セットで1億円!しかもクライアント多すぎで3年待ち!日本で有名な苫米地コーチは30分120万円らしいです。もう、金額が大きすぎて意味がわからないですよね。。。。

相場なんてないようなものですが、だいたい一般的なプロコーチの相場感は1時間2〜3万円といわれています。ちなみに僕が提供しているセッションは現在1時間2万円。僕が初めて受けたコーチングは1時間半×10セッションで30万円。

果たしてその価値はあるのか。どんなメリットに対して、高額な費用を払って多くの人が利用しているのでしょうか?

もちろん人によって「価値感」は違うので提示されてる金額で買うか買わないかの話だけにはなるのは当然ですが

自身も有料コーチング利用者であり、5つの講座や本で日々コーチングを学び、自身もサービス提供している身として、その価値をわかりやすく伝えることに挑戦しようとこの記事を書きました。

この記事は、ざっくり300万円・500時間以上「コーチング」にお金と時間、エネルギーを使ってきた向 雅也がお届けします。

利用者側としての視点を中心に、コーチングを学んでいる身としての解説を挟みながら紹介していきます。

コーチングの価値は素晴らしいものなのでそれが少しでも伝わり、あなたが「コーチング」に関わるきっかけに少しでもこの記事が力になれたら嬉しいです。


コーチに話すと「何が違う」のか

コーチは基本的な傾聴を中心に、流派によって脳科学・心理学・認知科学などを学び、大量のセッションを通して人間の本質理解とコミュニケーションを極めている人たちだと自分は認識しています。

そんなコーチと話すと何が違うのか、、、、

3つにポイントに分けてみました。

話・思考がとんでもなく進む
②自分で答えを出し解決していける
自分では気づけないところを知れる

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※もちろんキャリアの長さや流派などによって程度の差、アプローチする方法は激しく違いがあります。当然ですが、あくまでも僕(向 雅也)が体験・学んできた上で考える「コーチングについてのお話です。それを踏まえて一つの参考としてお読みください。

総じて、自分一人ではできないレベル感で思考が進み、自分が本当にやりたかったこと、自分の強み・弱み・思考の癖に気づいていきます。周りに流されずに自分の頭で考えた「自分らしい人生」を自分らしい方法で進み出したり、勢いよく進んだりします。

まだまだわかりにくいですよね。。。w

文章で説明するのが難しいですが、簡単に書くと
「主体的で幸せを感じやすい人生」を生きるための気づきや変化、きっかけを(コーチの全てを借りて)とことん効率的に得られるものだと思います。

一つ一つ解説していきます。

話・思考がとんでもなく進む

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◆人は自分と相手の「無意識」に大きな影響を受けている

人は誰かに話すとき、無意識に相手の反応を拾って無意識に大きな影響を受けています。

想像してみてください。

話を聞いてくれてる相手が「楽しく聞いてる!めっちゃ楽しい」と言葉で言いつつも、完全な無表情、ノーリアクションだったら、、、、

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(聴いてる人がこんな表情だったら。。。)

どんなに楽しい話をしていても、話す側は言葉に詰まって楽しく話すことはできなくなるのは想像しやすいと思います。人は自分が思っている以上に(無意識下で)聞いてくれている人の「聞き方」に影響を受けているんです。

コーチは、どんな話にも心のそこから興味関心を持って聴けるようにトレーニングされていて(ちょっと語弊があるかもしれないけど)、あなたがとにかく話しやすいような聞き方をしてくれます。

どのような内容でも、全くまとまっていなくても、普段誰も興味を持って聞いてくれないと思うような内容も、支離滅裂でも、きっとコーチは本当に好奇心を持ってとことん聞いてくれます。

あなたは無意識的に他に例を見ない最高な聞き手(コーチ)の存在に引っ張られ、今まで話せたことがなかったレベル感で話すことができ、自分の中で考えがまとまっていくことを体験できると思います。

めちゃくちゃ趣味が合う友達と、趣味の話をすれば楽しくてどんどん話が出てくる感覚、あんな感じで頭の中が整理されていきます。

さらにコーチは、あなたが「本当はどうなりたいのか」にフォーカスしながら話を聞いてくれるため、気づいていなかった自分の気持ちや想いに気づいて人生をより良い方向に変えていくチャンスを見つける可能性がぐんと上がります。

あなたの中にある、まだ意識できていない「本当の思い」に興味関心を持って聞いてくれるから出てくるんですよねー!ホント不思議。

※コーチ側がこの「本当の思い」の存在を信じて、働きかける必要があるのでコーチ側の思考レベルやスキル、信じているものによって効果が大きく異なります。コーチ側の自己理解や内省、信条が大切な理由です。

②自分で答えを出し、解決していける

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①により、他に例をみないほど、とにかく自分と向き合えます。それはもう、びっくりするくらい。

多くのコーチは、無意識で起こっている行動の原理原則を知っているため、行動を変えるためにどんなことをあなたに質問し、働きかければあなたが変わっていけるのか、その知見と手法をたくさん持っています。

基本的にはコーチがエゴで教えたいように教えてくることはありません。あなたは質問に答えていくうちに、相談している自分が自分で解決するための具体的な行動を自分で決めていくという不思議な体験をすることができると思います。

× こうしたらいいよ
  ↓ ではなく
○ どうしたらいいと思う?

こういう意図でいろいろな方向から質問してくれて、あなたの中にある答えを引っ張り出してくれます。外に答えを求めることから、自分の中に求めるように前提が切り替わる。

最初のうちは「教えてくれないんだw」ってなるかもしれません。でも継続的にコーチ側が教えてくれない前提が続き「自分で答えを出せることを信じて待ってくれてる」と理解していくうちに過去に例を見ないほど脳がフル活用されて自分で答えを見つけ出すという経験ができると思います。
(※自分で答えを出すことに慣れてないと最初は激しく疲れますw)

自分で見つけた答えは、人から得た他人の答えやアイデアを聞くのとは全く違うレベルの充実感を得ることができます。

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よく考えたら、自分と全く同じ経験・性格・考え方をしている人なんていないので、自分で決めていくしかないんですよね。

自分で立てた行動計画を実行すると、自己肯定感が上がりますし、自分で自分の人生を選択すると得られる幸福感が上がるということはポジティブ心理学の研究でも明らかになっています。

コーチという人の手を借りて「自分主体で生きていく」きっかけを得るというのは不思議な話ですが、自分で決めていく幸福度が高い人生に切り替えるきっかけとしてすごく価値がある体験になると思います。

ただ、どうしても一回ではその場の短時間な効果しか感じにくいです。生活の中で戻っていきます。これがコーチングを継続的に受ければ受けるほど人生に置いて永続的な変化を起こしやすい理由です。

コーチングを受けて少しでもこ、こまで書いたような効果と可能性を感じ、コーチ側と相性がよければ、継続セッションをお願いすると本当に人生を変えていくきっかけになると思います。ぜひ一度は検討・体験してみてください。

自分では気づけないところを知れる

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すごくわかりやすい形で、他者視点(周りからどう見えているか)を取り入れることができるのもコーチングの価値だと思います!それによって、自分では気づけないところを知ることができます。

ポジティブなことも、ネガティブなことも、「事実」として受け取りやすい形で伝えてくれます。

コーチは、事実と解釈を切り分けて考えて、評価せずあなたが受け取りやすい形であなたの動き、話し方、内容をあなたに返してくれます。それを受け取って初めて気づくことは多いです。

この、事実・(コーチの)主観、を切り離して処理し、価値ある形で伝えることをコーチ側はひたすら訓練されています。

(※もちろんコーチによって価値比重をどれだけ置いているかは違います。僕は今まで受けてきた5つの講座の中で合計20時間以上、平日毎日10分以上このトレーニングをしています。)

普段のコミュニケーションでは、無意識で気づきにくいですが「純粋な客観的な事実」というよりも、相手の価値観や感情に基づいて判断された「解釈」をごちゃ混ぜに伝えられていることがほとんどです。そして人は無意識な状態では、他人の価値観に基づいた他人の「解釈」をそのまま受け取りにくく、参考にしにくい場合が多々あると思います。

普段あなたに何かを伝えてくれてる相手は、あなたの何を見て(事実)、どんな価値観でそれを判断して(解釈)、どんな感情であなたに届けているか自分でわかっていない人がほとんど。それによって、問題が発生していると思います。

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例えば、お母さんが「シャツが出ててみっともないよ」と伝えてきたとして、それはお母さんに「シャツが出てる = 恥ずかしい」という価値観があってそれをしない方がいいという前提であなたのためを思って伝えてきます。

コーチがしてくるのは「シャツが出ていますね」という事実だけをフラットに伝えること。

あなたは、それを事実として受け取れて、シャツが出ている方がかっこいいと思っているなら「おしゃれでしょ!」ってコーチに堂々と言えるし、入れていたいのにミスで出てしまってたら「おっと、出てしまってた」とズボンに入れたり、出ないように対策を考えると思います。

そうして、自分では気づきにくいところを発見したり、再発見したり、深堀したりしていくことができるのです。

コーチはこうやって、事実と解釈を切り分けてあなたに届けてくれるため、受け取りやすく、今まで何度も同じようなことを言われてたとしても「コーチからの言葉で初めて受け取れた」という現象が起こります。

まとめ

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3つの価値となぜそのような価値をコーチが提供できるのか、コーチが身につけているスキルについて紹介してみました。


いかがでしょうか?

少しでも「コーチングとは何か」「コーチングで得られる価値」を今頭の中でイメージできますでしょうか?

もしあなたのコーチングに対するイメージが少しでもよくなって、コーチとはどんな人たちなのか、理解が深まっていると嬉しいです。

自分もコーチとして、これらを追求し続けしてもっとたくさんの価値をクライアントさんに提供できるよう日々精進していきます!

注意書き

今回の内容は、主に自分が受け・学んでいるコーチングで効果を感じていることを中心にまとめた「基本的なところ」なのでだいたいどの流派にも共通しているのではないかと思います。

冒頭でもお伝えしましたが、コーチ・コーチングには色々な流派があります。全ての流派を学んで書くことはできないのでどこかの流派にとっては大きく逸脱した話もあるのかもしれません。

ただ、僕が言えるのは「コーチング」は基本的にクライアントさんの価値を最大化するための考え方や手段であるということです。宗派?は違えど、多くの流派はきっと、クライアントさんのためを第一に考えて構築されているものだと思います。

※もちろん「コーチング」の知識を悪用するような形で活動してしまってるように取れる方々も残念ながらあります。(ただ、これも僕の価値観での判断。)

今回興味を持ってくださった方は、どんな人にコーチングをしてもらうか、しっかり見定めて、あなたの自分の信条と合う人からコーチングを体験することをおすすめします!

最後まで読んでくださってありがとうございました!



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