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即興的に書く

以前、どんな内容でも、「読むこと自体が目的」のテキストであれば、小説だと言えるという話を書いた。内容を完全にオープンにする。

そうした広い意味での小説を、即興的に書くことについて少し説明してみたい。人力で、AIのように生成する。

まず、何かイメージや言葉から出発する。その出発点がどう浮かぶかは、人によりけりだと思う。そこから、芋づる式に何かを引き出していく。

たとえば、トマトが真っ赤だ。というイメージというか文があるとする。非常に些細なものでいいので、自分にとって、ちょっと気になるイメージを適当に思い浮かべる練習をしてみてほしい。

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