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十年続ける(京都新聞連載8)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2022年11月。



何事も十年続けるべし。これは凡庸ではあるがやはり真実だと思う。関西に来て十年、若手として働けるだけ働くというモードから、そろそろ次の段階に移る必要があると感じている。「時間に向き合う」必要があると思う。あるいは、哲学的にも、「時間とは何か」と改めて問う必要がある。

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