事務所note:連日報道されるNISA制度の改正のまとめ
ここ連日、防衛費と宗教団体とNISA関連の報道が絶えないですね。
いつも事務所noteをご覧頂き、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
今回は「事務所note:連日報道されるNISA制度の改正のまとめ」について、お話しします。
2024年から始まる「新しいNISA制度」とは
今までのNISA制度とここが変わります
現在のNISAは2種類あり、年間120万円を上限に株式やETF等に5年間非課税で運用できる「一般NISA」。
年間40万円を上限に金融庁に届け出た一定の条件を満たした投資信託に、20年間非課税で運用できる「つみたてNISA」があります。
※現在は、この他に20歳未満の人を対象にした「ジュニアNISA」がありますが、2023年末に終了します。
これが2024年以降は、以下のような変更が行われる予定です。
①非課税で運用できる期間が恒久化へ
②「一般NISA」と「つみたてNISA」は、「成長投資枠(仮称)」と「つみたて型」として同時に投資可能に
③年間の投資上限を「成長投資枠」は240万円(生涯投資上限額1200万円)
「つみたて」は120万円(生涯投資上限額1800万円)
④制度への申込みは18歳から
新NISA制度に対する、おさかべの考察
投資家には追い風ですが、日本全体で見ると懸念も
まだ、日追いで情報が出てきている段階なので、15日までは断定的なことは言えませんが、現段階での新NISA制度についてコメントさせて頂きます。
①投資枠の拡大は良いことですが、投資ファンドの本数と内容もより充実させて欲しい
こちらについての情報は、まだ入ってこないですね。
eMAXIS(イーマクシス)シリーズのように、手数料が安く、リターンも大きい投資信託をもっと増やして欲しい。
海外では、もっとあったりするので。
日本人が投資をせっかく始めても、市場にカモられては意味がないです。
②投資枠の拡大により、これまでより貧富の格差が拡大する恐れがある
私のお客様でも、「投資に興味はあるけど、お金が…」と言われる方は一定数いらっしゃいます。
現状でも、非正規雇用やシングルマザーの方を中心に、収入格差が開いてきています。
投資ができる人間とできない人間で、時間が経てば経つほど、将来の金融資産の差が拡がる恐れがあります。
③日本人全体の金融教育が追い付いていない
今回の改正で投資熱に煽られる形で、よくわからないまま市場に参入するのは一番危険です。
SNSでも情報が沢山ありますが、無料ですし、失敗しても彼らが責任を取ってくれるわけではありません。
金融庁には、高校だけでなく、会社や専門学校などを通じた金融教育の充実をお願いしたいです。
そして、その講師に、金融機関の営業マンを使うことも辞めるよう強く言いたいです。
おまけ:NISA制度のマメ知識
銀行預金は、相続した時に、そのまま相続するか現金に換金するかを選べます。
利率の高い定期預金の場合は、そのままの利率で相続する事がお得です。
積み立てNISAの場合は、口座を引き継げないので、相続した段階で自動的に損益が計算されます。
この時に、株価などが下がっていたら、最悪ですよね。
こちらの記事も、参考になります。
そういったNISAのメリット、デメリットを考慮しながら、余剰資産で投資を行う事を行って頂きたいです。
間違っても、財産すべてを積み立てNISAに突っ込むなどということはしないでください。
こちらの記事も参考になります。
まとめ
連日報道される新NISA制度
新NISA制度では、投資枠が倍以上に拡大。しかし課題も。
新NISA制度に対するおさかべの考察
NISAのマメ知識
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