事務所note:金融業界における知識と知恵の違いは何か?
いつも事務所noteをご覧頂き、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動する、ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
今回は「金融業界における知識と知恵の違いとは何か?」についてお話しします。
知識は経済学の専門書とかの用語。知恵は経験や昔からの言い伝えとかじゃないの?
そう思った方、鋭いです。
私は、このnoteやTwitter、リアルの仕事を通じて、その方に生きるであろう金融関係の知恵を提供させて頂いております。
知識だけでいえば、今の時代は、書籍やネット環境で誰でも探すことが可能です。
結論:金融業界における知識と知恵の違いとは○○
例えば、知識はすごくあっても、実際にローンを組んだことがない人や保険に入っていない人とかに、その分野のことを聞くことは、考えてしまいませんか?
皆さんも、何か知らないことを始めるときは、既に経験のありそうな家族や友人知人に聞くことが多いと思います。
日本人の一般的な感覚として、学歴や資格がある=知識人という認識がありますが、実際は、知識=知恵となっているわけではないのが難しいところです。
こんな記事もあります。
知識と知恵の定義について
一方で、知恵とは「おばあちゃんの知恵」や「職人さんの知恵」「伝統の中で受け継がれてきた知恵」など、社会における伝統や生活の中で全員が生かせるように語られてきました。
両者にはこのような違いがあるので、それぞれの社会的背景自体が全く異なっています。
このような記事もあります。
金融業界を含めた現代社会の残念な○○の現状
それが全て悪い訳ではないですが、この場合の知恵は、知識の延長の知恵になり変わってしまい、人に寄り添ったものではありません。
例えば、「大学院に入ったり資格を取って〇〇を学びたい」「大学院などの環境でレベルの高い人たちと学びたい」など、意識の高い社会人が口にしていると思います。
しかし、それと同時に「大学院や資格を通じて学んだことが、最も学ぶに値することだ」とか「そのような環境下に、自分からくる人こそ一緒に学ぶにふさわしい人だ」という、知恵や低学歴者に対する差別的な考えもあると言えます。
さらに、学びには序列があると考えているケースもあります。
それは、高等教育が、生活の中で培われる「知恵」よりも価値あるものだということです。
悪いことに、日本を始めとした先進国であればあるほど、科学と学問は、学校と密接な関係があります。
学校教育を通じて、教師や高学歴の人間が正しいことを言うように捉えてしまいがちです。
しかし、これでは幼少期から日本人に染み付いている、他人依存の発想から抜けられません。
誤解を恐れず言えば、自分で考える力を失った思考停止した人を作り出してしまうのです。
その学校教育の優等生である大卒と院卒の新社会人が、業界を問わず、社会でどのくらいの割合で即戦力になるか、実社会で働いた方はよくわかると思います。
今の世の中が何となくギスギスするのは、物事の判断基準が「知識」や科学偏重になってしまい、人としての温かみを含めた「知恵」が軽視されているからではないでしょうか。
「知識」だけでなく、そこから体験を通じて血肉と化した「知恵」には、人間味や親近感を感じやすいと思います。
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