映画 殺人狂時代 1967年
今日の朝は殺人狂時代を観て過ごしました。
これを観るのは2回目。
岡本喜八監督作品。主演は仲代達矢。ヒロインは団令子。
はじめてこの作品を観た時はめちゃくちゃ戸惑いましたね。
だってめちゃくちゃおもしろいんやもん。
どうなってんねんと思ったね。
ちょうどその頃は岡本喜八監督の魅力に気付き始めた頃やったと思う。
きっかけは、ハリウッド映画に「戦略大作戦」というクリントイーストウッド主演の1970年の映画があるんやけど、なんでこの映画のような日本映画がないのかと不思議に思い始めていたころでした。
こんな日本映画も作ればいいのに。と思ってTwitterではじめてつぶやいてみたんです。
「町山智浩さんに聞いてみたい。なんで戦略大作戦のような邦画がないのか。なんでないの。あるならだれか教えて。」
これが俺の人生初のツイート。
そしたら町山智浩さんが返信してくれて「独立愚連隊西へ」が近いですよと教えてもらったのが岡本喜八監督を知るきっかけでした。
あのときはこんな面白い邦画があったのかとなんかわからんけどほんとに感動しましたね。
これが俺の喜八ストーリーです。
これは余談で俺の勝手な妄想やけど、このイーストウッドというのは日本映画の影響でスターになったと言ってもいいんちゃうかな。
荒野の用心棒だって黒澤明と三船敏郎がいなかったらどうなってたのか。
この戦略大作戦も独立愚連隊西へに似ているところはいっぱいある。
マカロニウエスタンで売れてアメリカに戻ってさらにスターになったバックヤードには日本映画があると思っています。
以上、余談でした。
で、殺人狂時代やけど、ほんまなんでこんな面白いの?なんでなん?
この映画が与えた影響って半端じゃないんちゃう?
こんなときに良い例えの映画を言えたらいいねんけど俺にはわからないし、文章能力がないからもう伝え方がわからない。
とにかくふざけ方がめちゃくちゃカッコいい。
ブラックユーモアというのか、カウンターというのかはっきりわからんけど、50年以上も前の映画の内容とは思えない。
ちなみに昨日は「江分利満氏の優雅な生活」を観ました。これも岡本喜八。
これはまた2回目観てから書こうとおもっているんやけど、この岡本喜八って人にはほんとに度肝を抜かれる。
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