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西荻北随一の駄菓子屋「たまりや」の昭和思い出話



西荻にあった駄菓子屋「田丸屋」。実際には皆がたまるから「たまりや」。田丸屋と呼ぶ子供はいませんでした。ちなみに目の前には大人の夜の溜まり場「焼きとり雅」(TV番組DAISUKI!で有名)と桃三野球部監督の界隈の不良中年で有名だった小西監督(故人)の中華「美華」、隣には銭湯という昭和の花の一角でした。小西監督は酒癖が悪くよく若い女性を連れて千鳥足で歩いていて、お店でも常時飲みながら仕事していましたが、料理の腕は確かで、今の西荻においてももし存命なら達人の一人として数えられたはずのレベルでした。晩年はどんぶり勘定で飲み放題、食べ物はお任せで全員一律2500円という振る舞いっぷりでした。ラーメンも水餃子も絶品でしたよ本当に。

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