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11.保険について思うこと(補足)

こんにちはmasayaです。

先日、特定医療費の受給者証が送られてきました。これは難病にかかる医療費を軽減してくれる書類で、6月に申請していたものです。
以前のnoteで「受給者証の対象にはならないけど、軽症特例の対象になるらしい」と書いていましたが、実際はそうではなくて、 "軽症特例の対象になると受給者証が発行される" という事でした。ニホンゴ難しい。
とりあえず、今後血管炎で通院する場合は月1万円の支払いが限度で、それ以上は負担がゼロになるようです。今も4週に1回ペースで通院しているので、高額な医療費が安くなるのはとても助かります。


前回のnoteで保険が必要かどうかについて書きましたが、実際どんな保険を選んだらいいのかを書いていませんでした。今回は補足として、元保険営業が、医療保険の選び方を3つのポイントに分けて書いていきます。

お時間があればお付き合いください。


①どの保険会社がいいの?

大手や外資系、ネット専門も含めると保険会社は数多く存在します。その中から自分に合った保険会社は一体どこなのか?正直、どこでも大丈夫だと思います。ただ、請求するときはなるべくスムーズにしたいので、すでに他の保険に入っている場合は、その保険会社でまとめたほうががいいと思います。いろいろな書類を各会社ごとに提出するのは面倒だと思うので。


②どの保険がいいの?

保険は掛け捨てタイプ(保険料の払い戻しがない)と貯蓄タイプ(払い戻しがある)がありますが、私は掛け捨てタイプを推します。
貯蓄タイプは、お金に困った時に保険を解約して、戻ってきたお金を使えるのがメリットです。ただ、その分多くの保険料を払うことになるので、それなら掛け捨てタイプと貯金を併用したほうがいいと思います。


③必要な保証は?

最近は、短期入院でも沢山お金が支払われる保険が増えてきました。医療の進歩、病院経営を踏まえると、短期入院が増えてきているのは事実です。
しかし、短期入院の場合はそこまで医療費はかかりません。仕事に戻って通常の生活に戻るのもそう難しくはないと思います(ガンの治療は別ですが)。
入院が長期化して仕事に戻れず、十分な収入が得られない時に保険は役に立ちます。短期入院で多めにもらえるよりも、長期入院に手厚いほうがいい気がします。
また、医療保険は『入院1日〇〇円、手術1回〇〇円』がベースになっているものが多いです。そこに特約がオプションで追加できます。それぞれ良し悪しがありますが、最低限必要だと思うのは以下の特約です。

・三大疾病などの支払い日数無制限
最近は1回の入院で支払われるお金が、最長60日や30日などのタイプが多くなってきました。ただ、三大疾病(ガン・脳梗塞・心臓病)は入院が長期化するケースが高いので、保険料があまり高くなければつけていいと思います。保険会社によっては七大疾病も無制限なんてのもあるみたいですね。

・先進医療特約
CMでもよく耳にする単語ですが、そもそも先進医療は保険適用外の医療行為です。受けた場合は全額が自己負担になります。
例えば、ガンの治療で行われる『重粒子線治療』は1回に300万円くらい掛かってしまいます。それ以外でも何十万とかかる治療もあるので、とりあえずつけておいたほうがいいです。

・払い込み免除
特定の病気・障害状態になった時に、それ以降の保険料の払い込みが不要になる特約です。払い込み免除になるのは、以降の生活が大変になる病気が対象なので、つけたほうがいいです。

ちなみに私はオリックスの医療保険ライズに入っています。補償内容がシンプルで分かりやすいのと、三大疾病が無制限で支払われるところがよくて選びました。とりあえず参考までに。


そうは言っても、保険の中身を自力で調べるのはなかなか難しいのです。なので、近くの代理店で相談するのもいいと思います。
ただ、相談をする人が本当に自分のことを考えてくれているのか、判断するのも難しいですよね。
そんな時に、
・〇〇さんはどんな保険に入っていますか?
・〇〇さんが保険を選ぶポイントはなんですか?
・家族と一緒に、もう一度説明を聞いてもいいですか?
という質問をしてみてください。真剣に考えてくれる人であればちゃんと答えてくれると思います。そうでない人は、あせるかもしれないですね。


次回は退院後の生活の変化について書きたいと思います。

お時間があればお付き合いください。

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