世界最高のビジネスのためのロゴの90%以上の共通点とは?
今回の「世界最高のロゴ」の定義とは、世界最高のビジネスや会社のロゴで、世界最高峰の価値と認知を持っているものです。
世界で最も勢いのある成功した企業達を、その数の少なさから幻獣のユニコーンに例えられユニコーン企業などと呼ばれています。
Tiktokを提供している「Bite dance」がユニーコーン達の頂点に君臨し、その企業価値は14兆円ともいわれています。
この評価額を日本で例えると、
国内トップのトヨタの1/2、ソニーと同じぐらい、また任天堂の倍ぐらいです。
※トヨタ=32兆円、ソニー=14兆円、任天堂=6兆円
日本屈指の企業達は概ね創業80〜120年経っています。
Bite dance社は9年です。
ただTiktokのBitedance社以外にも、わずか数年で世界を巻き込むビジネスをしている会社達があります。
世界で初めて民間スペースシャトル打ち上げに成功したイーロンマスク氏が率いる「Space X」(7兆円)
フォートナイトの制作した「Epic games」(3兆円)は日本でも知っている人が多いのではないかと思います。
当然、ロゴがビジネスの全てではありません。ロゴの貢献度合いも業態によって変わります。
しかし、今回は世界最高のロゴは、
『少なくともビジネスの邪魔にはならない。あわよくば、とんでもない価値・意味に貢献できるロゴ』
であり、それを学ぶ!という趣旨で、
今回の記事化しています。
世界トップのユニコーン達のロゴを見てみる!
1位:Bitedance(14兆円)/ AI企業。tiktokを運営
2位:Stripe(9.5兆円)/ 決済サービス
3位:SpaceX(7.5兆円)/ 民間宇宙旅行
4位:Klarna(4.5兆円)/ 決済・後払いサービス
5位:Instacart(4兆円)/ デリバリー
6位:Revolut(3.3兆円)/金融・銀行
7位:Nubank(3.3兆円)/金融・銀行
8位:Epic Games(2.87兆円)/ ゲーム
9位:Databricks(2.8兆円)/ AI・データ分析
10位:Rivian(2.76兆円)/ 自動車
※データ出典: CB insight
※ロゴ出典:wikipedia
●世界トップ10のまとめ
・90%は、サンセリフ体(ブロックのように読みやすい文字の形)を採用
・70%は、文字の部分を暗めの色(黒や青)を採用
・80%は、太めの文字を採用
・60%は、シンボルマーク(文字の他の絵的マーク要素)を採用
・90%は、横組みを採用 ※デジタル利用を意識
さらに次の世界の常識を作ると予測される企業達は下図の通りです。
※出典: CB insight
●世界で活躍しそうな会社50のまとめ
・96%は、サンセリフ体(ブロックのように読みやすい文字の形)を採用
・88%は、文字の部分を暗めの色(黒や青)を採用
・90%は、太めの文字を採用
・80%は、シンボルマーク(文字の他の絵的マーク要素)を採用
・96%は、横組みを採用 ※デジタル利用を意識
世界最高のビジネス・ロゴの条件
ビジネスやユーザーに認められた世界最高のロゴの条件は、、、
①文字は読みやすい太めのサンセリフ文字(筆文字ではない)
②デジタルに適応した横組み
③色は、認識しやすい黒または青
④シンボルマークはコンパクトに付ける
です。
これは上記の分析に基づくもので、実際はこれほど簡単ではありません。
でも事実としてヒットしている会社のロゴには傾向があります。
シンプルなデータだが、とても大事なことでもあるのです。
活用と注意
ロゴは良いものを作りたいけど、お金がない、デザイナーがいない、いまいち気持ちを入れられないという経営者の方、事業責任者の方は、上記を参考にしてもらうのもいいと思います。
ただし、注意として
ロゴやブランドに頼らない場合、言うまでもないですが、優れたビジネスが必要です。
超強力な海外勢は、超一流のビジネスとクリエイティブを掛け合わせているのは常識であり、事実です。
上記の通りロゴを軽めに作った場合、あくまでも邪魔される可能性が減るというレベル感のロゴになるでしょう。
同時に、人気の形=無個性とも言えるので、商標を取る、個性をアピールするのは難易度が上がります。
細かいご質問・相談などあれば、お返しできるものはいたします。
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ともあれ、時代は、わかりやすさが一番!
自分勝手に好きなものを作れば、そのワガママの分、自由の分、わかりにくい説明となり、その責任を自分で取ることになる
ということですね。