ブランド力、『らしさ』とは何か？

ブランディングはとにかくわかりにくい。
長所である『らしさ』を見つけるとは何か？
そもそも『らしさ』とは何か？
ビジネスに役立つんか？
→ 意味わからん、、、

ブランドデザイナーとしては、ここいらで、現状に決着を付けたく書いてみます。

『らしさ』をたったひとつの例から学ぶ。

例：創業者イヴォン氏とパタゴニア
パタゴニアはファッション登山装備ブランドです。
登山家イヴォン氏によって作られました。
イヴォン氏は、『ビジネスを通じて環境保護を達成したい』という強力な意志を持ち、下図のような発信をしました。

DON’T BUY THIS JACKET（このジャケット買わないでください）
※公式サイトより引用
自社商品を買わないでくださいと言いました。
理由は、新しい商品を出すたびに古い商品を捨てられてしまうと、
売上はでるが、環境は守れない。
だから丁寧に使ってくれという意味です。


買ってくれなきゃ、売上が下がる？

大丈夫です。

理由は、売上げが下がっても、利益は上がるからです。

このメッセージは他のブランドにはそうそう真似できない、発信できない『らしさ』です。
それは、創業者が登山かであり、山や自然を守りたいという理念から来た行動です。

そのため、その理念に共感してくれる人は広告が出なくても、値段が一番安くなくても買ってくれるでしょう。

お客さんだけではなく、優秀な人材、取引先もあつまってくれば、商売はそれほど大きくなくても環境保護には大きな影響を与えることができるというものです。

なぜそんなことができるのか？

それはもともと創業者がそのつもりだったからです。
売上、利益が全てではないのです。

そこに誰もが真似できない、特殊な意志＝らしさがあるのです。
パタゴニアが優れていた点は、意志を表現し、共感を誘うことができることです。
それが世界水準のブランディングの本質とも言えます。

図解：他には真似ができない『らしい』メッセージ

という感じ。
全く意味不明だなという場合は、今回は私の敗北です。
また考えてきます！何かコメントあったらください

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この記事は、わたしが連載中の中小企業経営層向けメディア『ツギノジダイ』の記事から一部抜粋して、図解などをしたものです。
物足りなかった方はこちらもどうぞ！
https://smbiz.asahi.com/article/13714207