見出し画像

HbA1cと言う欺瞞的な指標、血糖値が身体を壊しているわけではないと気がついたことのこと。食事の価値に目を向けるようになった。

HbA1cと言う指標はそんな昔からるものではない。血糖値という数値が図るタイミングでたいへん違ったものになるために、インスリンや薬を処方するガイドラインとしては不適切だったために考えられたものだ。

「A1c、血糖値測定」の前は「尿に糖がでているかどうか」という指標しかなかったのだ。

HbA1c(血糖)と言う「毒」が身体を壊していくわけではない。

糖尿病は合併症が怖いとよく言われる。しかし、糖尿病以外の人が、合併症と言われる「災厄」に襲われないわけではない。

糖尿病と言われる検査値の傾向がでてきていない人でも、病気にはかかる。災厄は襲ってくる。そう考えると、大事な事はもっと別にあると思える。

例えば、痛風は恐ろしいと言われる。何故恐ろしいかと言うと、突然糖尿病を発症することが有るからだという。通風性の腎不全や、壊死なども始まるという。

しかし、分子生物学的な機序は見つかっていない

尿酸値や血糖値が血管をボロボロにする機序がすぐに見つかるだろうと言われてきた。2000年位からの様々な検査や研究がすぐに治す薬を見つけるだろうと言われてきた。

「最終糖化物質」という高分子化合物が細胞の中に見つかったという本を何冊も出している医師がいる。僕は大嫌いなのだが、糖尿病の原因はそれだという。昔はすごいなあと思って読んでいたが、今では「最終糖化物質」は何でもないと言われ始めている。あまりに多くの人に見つかってきていのだ。呆れ果てたお話である。その医師はクリニックの宣伝に本を書いて、結局は人々を不安に陥れただけなのだ。2010年位の専門誌などでも、すぐに糖尿病の機序が見つかるだろうと書かれているが、最近はあまり見かけない。見つけられないのはそこにないからなのだ。

画像5

医師は決して研究者ではない。自分が大学の頃に学んだ知識と「最新の知見=まだ評価の定まっていない学説」を健康情報に飢えている私達に提供するのだ。本は売れるしテレビの視聴率は上がる。僕は最初彼らがモーゼに見えたものだ。しかし、行き先は彼らのクリニックである。そして決していいことはない。嘘だと思うんなら古本屋で20年前の最新の健康本読んでみるといい。明日には糖尿病が解決するとひどい話だ。そして今でも通用するように見える。これを専門用語で「ノストラダムスの予言は外れない」と言う。

薬で、検査値を下げてどうなる

まず考えたことはこれである。人の身体は様々な原因から、少しずつ壊れていく。しかし、壊れた身体で何とか生き続けようとする。

検査値は身体の中で壊れている部分が叫んでいる声だと考えてみると納得がいく。身体というコロニーが少しずつ壊れていく時にその壊れ方に従って、食事を調整する他ないのだ。

高いビルから落ちている時に地上に激突するまでは何も感じはしない。合併症というのはそういうものだ。どんな人でも進んでいくのだ。

長く薬で検査値を下げて治療だと思わせられていた。しかし、糖尿病(生活習慣病という検査値の異常)の薬は直しはしない。検査値を正常化するだけなのだ。

血圧などの薬を飲むとかえっておかしくなるという人が多い。そういう話が出てくると、今度は検査値を適正化しましたと言う本が出てくる。このぐらいまでは良いですよという。

だからなんだというのだろうか。今日数字が正常なら明日持っ正常なのだろうか?問題はどんな食事をいましているかだ。

画像1

検査値というのは薬を処方するためのガイドラインでしかないということは誰も触れない。

糖尿病の薬を売るためには、症状が進まなければならないのだ。下手に低い血糖値に人に処方すると低血糖になって死んでしまうかもしれないのだ。実際1960年代にSU剤という血糖降下剤を日本中の医者が売りはじめた時低検討症で障害が出たりしたと当時のアサヒグラフには載っている。医療関係のsiteには何も出てこない(怒)。年間4万人の低血糖での入院患者特数字も医療関係者から出てきている数字ではない。ある研究者がインタビューでぽろりと新聞に書いた数字だ。インスリンの注射で低血糖になることもあ注射を打っている本人以外は余り知られていない。僕は「砂糖なめなきゃない糖尿病も有るんだ」と聞かせられて驚いたことが有る。インスリンの分量と生活が一致していないと低血糖になるから砂糖をなめるということなのだが、まるで病気の生のように言う。

真面目に医者通いしていた

画像2

検査を受けることが治療だと思っていた。

検査を受けて真面目に薬を飲んでまた検査を受ける。僕は優秀な患者だそうだ。きちんと血糖値がコントロールできていると言われた。

いつも褒められて、嬉しがっていた。

何と言う馬鹿者だったのだろうか。今考えると腹が立つどころじゃない。5分の診察で、前回の検査値をもらい、今回の処方をしてもらう。8000円くらいのカネを払い。年に一回管理をを払う。

10cm以上の紙の束を医師は持っていたので、良い売上げになったのだろう。治療を中断させたくないわけだ。

僕の通院していたクリニックは個人の医者だったからインスリンは出さなかった。夜間や休日に低血糖になった時にこまるからだ。もっと進んでインスリンが必要になったら県立病院の紹介状がもらえるそうだった。

一度、治療を中断した人に関して聞いたことが有る。そういう人はどうなるのかわからないそうだ。あまりに無関心で吐き捨てるような言い方にゾーっとした。

いつ治るのか聞いたときに、医者は当たり前のようにあなたは糖尿病だから治りませんよと言った。

そして通院をやめた。

確かに高血糖はいくつかの症状を引き起こす。

「多尿多飲=口乾」いくら食っても腹一杯にならない。そして尿糖が出る。僕は随分苦しんだ。多尿、多飲が激しくなり、足はしびれてよるネルにも苦労した。

しかし、血糖値を測り、食事を変えることでその症状も消えていったのだ。

もし、治療を続けていたらどうなっていただろうか

普通の糖尿病患者と同じ様に、血糖値が検査値の正常に入っているから安心していただろう。

食事はそのまま売っているものを食べて、徐々に血糖値が下がらなくなってインスリンに格上げになっただろう。その先はあまり愉快な話にはならないと思う。

今インスリン治療をしている人もいると思う。インスリン知慮は血糖値を下げるだけだ。血糖値が上がるということで身体が何を知らせようとしているのか考えようじゃないですか。

医師は食事療法と言うが、僕にはその内容は血糖値を安定させるだけにしか見えない。勿論薬をうちながらだ。

この時代の多くの「災厄」は検査値という目くらましで騙されているが、「食事」にある。僕は信じている。


僕の血糖値は正しい食事を見つける

血糖値が上がる食事は悪い食事だと考えることにした。そして僕の身体が悲鳴を挙げないような食事を探した。当然満腹になる必要がある。腹八分目などという医者の妄言に騙されてはならない(笑)。

最近は血糖値スパイクが悪いとか、隠れ高血糖とか言われるが、なんとかして薬を売ろうとしているのが哀れである。医者ほど潰しのきかない商売はないという。可愛そうである。

医者も同じ様に年取れば、血糖値が下がらなくなり、眼底網膜症も始まり、インスリンもうつようになる。患者の姿に自分を重ねることの出来ない医者は対応も悪い。僕が出会った医者はそういう輩ばっかだ。本を読んでいても憂鬱になる。

画像4

実質的にこの話の続きです。

画像3


厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。