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父と暮らす。この80年で変わったもの、変わり得ないもの。

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「介護」と言う言葉は、過程という「経済の単位」が単なる「消費の単位」へと変質した1980年代に萌芽を見ることが出来る。「三丁目の夕日」ではないが失ったものを忘れないことで、もっと… もっと読む
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2020年8月の記事一覧

安楽死についての余り一般的でない議論

安楽死についての余り一般的でない議論

安楽死というのは議論が難しい。生命の尊厳、本人の意志、考慮に入れなければならない状況が多すぎる。介護施設に親を入れるというのは(世話しなくて良くなるのだから)家族からみたら安楽死と一緒である。死んだときとの違いは年金が振り込まれるかどうかである。

施設で親を見てもらうのはあたりまえのことである。自分も生きていかねばならないのに、家族の世話をしていたら共倒れになるのだ。だから仕方がないことなのだ。

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