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幸運な病のスタディ:医者と患者の間

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人の身体は余りに違いすぎる。誰にでも効く薬など無い。医師は薬の処方や手術の専門家でしか無い。自分の身体は自分で見つめなければならない。医師は専門家であるが、意外なほど知っているこ…
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2020年8月の記事一覧

『「がん」では死なない「がん」患者』 僕をすくってくれた1冊の本

東口 郄志さんがおかきになられた本を読んだのは2016年だった。嬉しかった。患者の側に立ち、…

シャーロックの医療メソッド:お医者様、あんたは誰の味方なのだ?

BBCテレビドラマに「シャーロック」という番組がある。シーズン1はかなりよくて、2が最高、3は…

自分の命を守る行動(1):病人を作る専門家の妄言

僕の大嫌いな糖尿病の指導医がいる。webに海外論文を記事要約して乗せる。『「蛋白質摂取=腎…

「手抜き料理!」食事は金銭的な対価をもったサービスではない。

こんにちは、ポテサラ爺さんです。 お店に行って、1300円のラーメン注文したら、インスタン…

noteの医療健康情報に関して

僕は医療健康情報を見るたびに、どうやって自分にとって役立つかを考える。著者・発信者が自分…

豚足の思い出 その2 生命を食べるということ。料理作りはデズニーランドより楽しい…

豚足を解凍して捌いた。正直気持ち悪い。豚が生きているときのことを想像するからだ。しかし。…

理解できない隣人(家族)を「魔女として焼いた時代」、「精神病として隔離するか犯罪者として閉じ込める時代」

中世ヨーロッパにおける「魔女狩り」がやがて「精神病院」と「監獄」を発明することで「理解できない隣人」を生かしておけるようになったと言われる。 では、なぜ生かしておくようになったかというと、『「魔女の財産を没収する」のを禁止』されたからだという説が好きだ。魔女裁判やその他の経費は魔女とされた人の財産で贖われた。魔女がいなくなったら収入がなくなる専門家がいたのだ。今の医療の問題にも通じる。 魔女狩りをを経済の上から説明している。町内で気に入らないやつとか排除したい対象は多いだ

Dr.ハウスと僕

先の投稿でドクターハウスのことに少し触れたのだが一気に思い出してしまった。過去にどんな事…

患者に「自分が病気だ」と信じ込ませることが治療の第一歩:NBM(傾聴)というまやか…

「ナラティブ・ベースド・メデスン(NBM)」という医療における技術がある。患者に話しさせ事…