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人生の困難と向き合うこと:『そして僕は途方に暮れる』とヴィクトール・フランクルの教え

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最近、『そして僕は途方に暮れる』という映画を観ました。この映画の主人公が困難に立ち向かう姿勢や、その結果生じる変化に感銘を受けました。特に、主人公が困難から逃げ続けた結果、最終的に向き合うことを決意する部分に強く心を動かされました。しかし、この決意が必ずしも幸福をもたらすわけではないという点も重要です。


映画の終盤、主人公は困難に立ち向かうようになりますが、結果として必ずしも良いことばかりが起こるわけではありません。むしろ、困難に立ち向かったことで新たな問題が生じることもあります。それでも、主人公はその困難に対してポジティブに向き合うことができるようになり、自己成長を遂げます。


この映画を観ながら、ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』に描かれた哲学を思い出しました。フランクルは、人生の困難や苦しみには意味があると説きました。困難から逃げるのではなく、向き合い、その中に意味を見出すことが重要だと述べています。私自身、この考え方に共感し、映画の主人公とフランクルの哲学を結びつけて考えてみました。


困難に立ち向かうことが必ずしも幸福に繋がるわけではないという点は、非常に現実的であり、深い洞察を提供してくれます。ネガティブな結果に直面したとき、それにどう向き合うかが大切です。以下のような方法を考えました。


1. 経験を振り返る:ネガティブな結果を冷静に振り返り、原因や対処方法を考えることで、今後の教訓とする。
映画で言うと、主人公の父親が人生で「逃げ続けた結果」を見たことで、自分を客観視することにつながったと言えるでしょう。

2. リフレイミング:ネガティブな結果を別の視点から捉え直し、ポジティブな側面や学びを見つける。失敗を成長のチャンスと考えることで前向きなエネルギーに変える。
映画で言うと、主人公が最後に困難な状況になっても「面白くなってきやがった!」と、リフレームすることができたところでしょうか。

これらの方法を通じて、ネガティブな結果に対しても前向きに向き合い、成長の機会と捉えることができます。困難に対してどのように対処するかが、最終的には自己の成長や幸福に繋がるのだと感じています。

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