見出し画像

登山客にも人気の山に囲まれた奥出雲町ー神話にゆかりのある山々

奥出雲町の地を語るには、
山について語らないといけない。
そんくらいに奥出雲は山に囲まれた場所です。

船通山、鯛ノ巣山、玉峰山、吾妻山など、

これらの山々に囲まれているのが奥出雲町です。

船通山(1142m)はヤマタノオロチを退治した舞台であり、
6合目あたりにはヤマタノオロチの住処の
「鳥上の滝」があります。
スサノオが新羅から土船で東征した際に
その船を山頂に置いた事に由来しているそうです。
(出雲風土記抄より)

鯛ノ巣山(1026m)はイザナギノミコトとイザナミノミコトが山に降り立ち、イザナミノミコトが子供を産んだ地であり、その時に天照大神、月夜神、スサノオノミコトが
生まれました。
この「めでたい」から鯛ノ巣山と名付けられたそう。

吾妻山(1238m)はイザナギノミコトが比婆山に眠るいうイザナミノミコトを思って「あぁ、吾が妻よ」と山頂に立って生前を偲んだことが山名の由来とされてます。

玉峰山(820m)かつて玉造神社が山頂に築かれていたので、この山名になったとされます。松本清張の「砂の器」の舞台であり、記念碑が置かれてます。

神秘的な山も多くある奥出雲。
普段見ている山に歴史を感じると面白いですよね。

こんな名前の由来や神話の内容を知りながら
登山したり道を行くのと
知らずに過ごすのとでは
感じ方が全然違うんじゃないかと
思うんです。

「砂の器」も読んでみようかな〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?