学校が自己組織化する #14 未来へ橋を架ける
私は2011年に起こった東日本大震災をきっかけに、社会のパラダイムが転換する必要があることを痛感し、考えはじめ、行動し始めました。
しかし、パラダイムシフトは、特に何の特権も持たない自分にとっては、どこから手をつけてよいかもわからない大きなテーマでした。
動き回らないと何も始まらないという内なる声に従って、やみくもに動き回っているうちに、2015年に社会変革ファシリテーターのボブ・スティルガーさんに出会いました。
ボブさんのTwo Loopsモデルが、私にパラダイムシフトの具体的なイメージを描いてくれました。
旧パラダイムから新パラダイムへ橋が架かるとは、どういうことだろうか?
この問いは、それ以来、3年間、ずっと頭の中にあり続けました。
新パラダイムの芽は、旧パラダイムが崩壊している場所で密かに生まれます。それは、不登校の子たちだったり、その親御さんだったり、鬱で離職した人だったり、福島で生きている人だったり・・・・。
今までのシステムが支えてくれず、崩壊している場所で、「自分たちでやるしかない」と開き直って動き出した人たちが、未来へ一番近い人たちだと思います。
その人たちが、手探りで活動を始めて、失敗したり、成功したりしながら、少しずつ活動を広げていく中で、お互いを知り合っていき、協力関係を生み出していくと、少しずつ、後に続く人にとって進みやすい道ができてきます。
そして、ついに、次のようなルートが見えてくると、マジョリティの人たちが渡ってこれるようになるのではないかと思います。
自己組織化する学校は、このような「未来へ架かる橋」のパーツのいくつかを担うものになるはずです。
前後のパーツと繋がることで、橋が架かっていくことをイメージしています。
未来のために、繋がっていきませんか?
「自己組織化する学校」クラウドファンディング実施中
現在114%(達成しました!感謝!) 残り7時間
https://readyfor.jp/projects/17284
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?