今日も明日も、特別で素晴らしい一日を
みなさまごきげんよう。
8弦ギタリストのMASAToooN!です。
あと数日で2022年が終わり、新しい年の幕開けです。
みなさんはもう来年の目標は決まりましたか?
私は取り急ぎ…今年こそは寝正月を遂行する!!!という意志を固く持っています✋😤
…あとはアルバムのレコーディングを終わらせる事が目標です🦋
食べて寝てばかりはいられません…!🧝♀️
今回の記事は本題に入る前にお知らせがあります。
今年の6月から毎週月曜日の夜にnoteを更新し、Twitterでは #本日のASAToooN というハッシュタグで毎日動画やコンテンツを投稿しています。
半年間続けてみてどんな反応があるかなと思い始めたところ、どちらも予想以上の反響があったりこの活動がきっかけで新たに知り合った縁と繋がったりと嬉しいことが数え切れません🦋
けれど、来年からはこの2つの活動を廃止します。
理由としては本腰を入れて製作やインプットの時間に充てたいというところと、発信しているコンテンツが非常に多くなってきたためです。
多くのものを出していくよりも時間をかけて作り上げたものを世に出していくよう方向転換しようと思います。
そんなわけで、今まで温めてきたものをさっそく2023年初旬から公開していくので乞うご期待ください🦋
さて、2022年最後の記事では私が活動においてずっと大切にしている「平等」についてのお話を紹介していきます。
私のnoteでは「魔法使い」としてのキラキラしたMASAToooN!ではなく、完全に「ソロ奏者」として思ったことや感じたことの主観も含めたTipsを残していきます。
正直泥臭いかもしれません。いや、間違いなくそうです。
それでも読みたい方は読み進めてください。
みなさんはアーティストが成功することについて、全ての人に平等な条件が与えられていると思いますか?
「お金持ちだから平等ではない」
「幼いころから音楽を習っていた有利だ」
「音楽をやっている友人が多い人が有利」
「どんな条件でもやる人はやるから平等だ」
様々な意見がありますね。
私は「絶対に平等ではない」と言い切ります。
成功しやすい環境。
そうでない環境。
挙げたらキリがありませんが、必ず差は存在します。
けれど、「平等か否か」について、もしあなたがアーティストとして活躍を目指すのであればこれについて議論をする時間はまったくもって無駄です。
そして、不平等を嘆く時間が最も無駄です。
平等か否かを議論したり嘆くのではなく、「今の自分が置かれている状況でどう最善を尽くすか」が重要です。
平等か否か議論をしても嘆いても自分のいる場所は一切変わりません。
けれど、行動すれば自分の居場所は自分で変えることができます。
なので、少し話は逸れますが、進んでいる「今日」だけでなく、進み続ける「明日」も特別で素晴らしい一日にしていきたい。
そして、関わった全ての方にとって同じように素晴らしい日々にしてほしい。
その思いで、いつも私は「今日も明日も、特別で素晴らしい一日を」と締めくくるようにしているのです。
「バンドマンが8弦ソロギタリストに転向したらシグネイチャーギターが発売された件について」で紹介している通り、私はいわゆる音楽一家に生まれ育ちました。
「音楽が身の回りにある」という環境には恵まれたと言ってよいでしょう。
けれど、経済面で見ると学生の頃はバイトをして貯まった資金で音楽活動をするというごく普通の家庭環境で育ちました。
学生の頃、地元にとあるジャンルでは地域問わず絶大な人気を誇るバンドがいました。
彼らは演奏もステージングも素晴らしく、有名なバンドと対バンするといった活躍もしていて、そして彼らの両親はみなお金持ちで常に最新の機材を揃えていました。
正直に告白すると、当時の私は彼らのカッコよさを認めることができず、ただひたすら妬んでいたことを今でも覚えています。
私がバイトをしている時間を彼らは練習している。
私がバイトをしている時間を彼らはライブをしている。
私がバイトをしている時間を彼らはレコーディングしている。
けれど、私が一生懸命バイトをして稼いだ金額より遥かに多くの資金を使うことができる。
そして、その現実はどうやっても変えることができない。
恥ずかしい事に、その現実に耐えきれず「お金さえあれば私も成功したのに」とつい口にしてしまったこともあります。
けれど、これらはアーティスト活動をする上で全て間違った考え方です。
彼らは環境という配られたカードを正しい方向で使い鍛錬したからこそ得られた結果があります。
そして、当時の私は配られたカードを正しく扱えていなかっただけなのです。
正確には、カードを新たに得ようとする努力を怠っていたのです。
そこに気づいたことで「時間を作る」「お金を作る」そして「限られた環境で技術を得る」ために行動した中で得られたたくさんの事は「持たざる者だったからこそ」得られました。
「時間がない」
「お金がない」
「技術がない」
これをどう解決するか。
それらの課題をどうやって工夫して乗り越えていくか。
自分の武器をどう活かしていくか。
そして、そのために何をしなければならないか。
これらを得るためには失わなければならないものや手放さなければならないものも当然あります。
けれど、これらを考えに考え抜いて行動した先に自分にしか持てない答えに自然と流れ着くのです。
そして、その行動はなにか「平等では無いと感じたことのある者」にしか成しえないものだと私は確信しています。
あなたはその先で何を得ますか?
私はその先で私にしか手にすることができないたくさんのことを手にすることができました。
私は決して有名なアーティストではありませんが、日本人のソロギタリストで初の8弦シグネイチャーギターを発売していただきました。
ギャラリーやターミナルでの演奏や中学校での講演などギタリストの枠に囚われない様々なシーンでのお仕事を頂けるようになりました。
その活動の甲斐あって、私の名前が少しずつではありますが、新聞やウェブなどのメディア媒体にも載るような機会が増えてきました。
妬んでばかりいて行動を起こさなかった10代の頃では絶対に得られなかったことばかりです。
つまらぬ不運やどうしようもない不遇があなたの前に立ち塞がった時に、どうかそこで諦めずに「どうやったら打開できるか」を探してみてください。
その先にあなたを取り巻く不平等を乗り越える答えがあります。
あなたと同じく夢を追い続ける者としてあなたの夢が叶うことを心から応援しています。
そして、noteで執筆したソロ活動者向けのTipsについて。
私のnoteに書いている内容は全て「私がソロ活動を始めるときに知ることができたら嬉しかったこと」です。
いわば、あなただけでなく過去の私に向けても書いています。
私がもし過去に読んでいたらもっと効率よく物事を進めることができたであろうことを執筆しているのです。
情報は不平等を平等に変えるために必須の武器です。
「そんな善意で書いているなら全ての記事を無料で公開するべきだ」
なるほど、鋭い意見ですね。
けれど、一部の記事を有料にしたことには明確な理由があります。
私は「自ら行動した者」にこそ多くの得が得られるべきだと考えています。
けれど残念ながら、リアルタイムで接していないと行動やあなたの熱量を図ることができません。
なので、私は「対価をいただく」という形で「自ら行動した者」を応援できる形にしました。
知りたい情報に対して「対価」を出すことができるか。
その技術や情報を得られるのは「対価」を払った方のみなのです。
もちろん、無料で読める分の記事も全て包み隠さず私が持っているものの全てを伝えられるよう執筆しています。
けれど、「対価」を払った者が「対価」を払っていない者よりもより多くのものを得ることができる。
これこそが「平等」だと私は信じています。
ちなみに、noteでみなさんからいただいた収益はサブスクの配信費用や機材の修繕など全て私の活動に関係することの資金にのみ使用しています。
つまりは、私の活動はソロであって、同時にたくさんの方の行動のおかげで成り立っているわけです。
この場を借りて、ありがとうございます🦋
私の書いたnoteの記事や私の活動が、あなたのこれからの活動にとってひとつでも前に進むきっかけになれば幸いです。
そして、あなたの活動に少しでも実になる読み物になりますように。
今日も明日も、その先も。
あなたにとって特別で素晴らしい一日を🦋