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エッセイ

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木幡が時々、自分の奥底で思うことを言葉に書き出して綴ります。
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記事一覧

静寂に身を浸すことで感じられた「小さな声」

ときどき自分の声が小さすぎて聞こえなくなるときがある。 綺麗だと感じていたものへの確かな…

2024.04.07

昨日、吉祥寺を友人に案内してもらった。先日、関東での暮らしも4年が経ったと書いたがまだま…

天狗だったあの日の自分へ

以前から気になっていた『大学1年生の歩き方』を読んだ。ちょうど明日から4月。この土日に街で…

2024.03.24

遠くへ旅をすることが好きだ、と気づいたのはここ最近のこと。多くのひとが言うような現地のこ…

2024.03.20

Google Photoを遡っていたら、3年前の今日が鶴見に引っ越した日だったらしい。休学時代の1年も…

2024.03.17

自宅の鍵を失くした。昨日の夜、部屋の前にやれやれと思って辿り着きポケットをいくら探しても…

ちょっとだけ話したいことを掬い取る

もう社会人になって3年が経つ。入社したばかりのころは3年って遠いなあと本当に遠い目をしていたが、意外とたどり着いてみると遠くもなかった。関東での生活は、休学中の1年もあるので通算すると4年になる。東北から出てきたという意識も薄れつつあり、おおよそ東京・神奈川での生活のほうが自分の基準になってきた。 ちょうど10年前、大学に入るかどうかの時期、慶應大のSFC(湘南藤沢キャンパス)に入学した友人たちを見ていてそのキラキラした姿に憧れという名の嫉妬心をもち合格した大学(結果的には

やっぱり、健やかに生きるのは大切だ【2024年1月ふり返り】

気づけば、2024年の12分の1が終わってしまった。早い。時間が過ぎていくのが早すぎる。世の中…

「よいものをつくりたいじゃないか」と思った2023年

2023年も残りわずか。今年は12月28日の最終営業日とともに自宅で休みを迎えて落ち着いた年末を…

取材の場が好きだと思い出した話

生きていると、ごくたまに今日出会ったことは大切に記憶のなかにしまっておきたいと思う素敵な…

どうしてモテに絡め取られてしまうのだろうか

けっこう前から、恋愛についての話を友人にするとnoteに書いてほしいと言われることが多い。最…

28歳

28歳になった。あと2年で30歳かと思うと随分遠くまで来たと実感する。昨年ほどアラサーという…

記憶の断片

空気が秋の気配を帯びてきた。少し前まで湿っぽかったのに、夕方外に出ると肌にまとわりつく感…

ないものねだり【8月18日(金)】

夕方、渋谷にある心療内科に行ってきた。この1ヶ月の経過を伝え、体調もだいぶ良くなってきたことを話した。以前血液検査をしたときの結果を渡されたのだけど、陸上をやっていたときの癖で貧血になっていないかと赤血球・ヘモグロビンの値をついつい見てしまう。貧血どころかわんぱくなくらい健康な数値だった。 帰りに奥渋のカフェへ寄った。読書をしていると隣のお兄さんたちがTikTokの話をしていたのだが、最後に「僕もnoteとか書ければいいんですけどね。難しいっすよね!」と言っていた。こちとら