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"知り合い"と"友人"と"親友"と"兄弟"の境目にもう悩まない

一度会ったら友達で、毎日会ったら兄弟さ♪

ヘイブラザー、正気か?
もしかしたら僕はドレミファ・どーなつの世界ではうまく生きていけないかもしれない。一度会っただけで友達面されるの、結構苦手だったりします。
大人になればなるほど、
「ああ、あの人?仲良いよ」
なんて迂闊な言葉は喉元でつかえて、
本当に仲の良い、向こうも仲がいいと確実に思ってくれている人以外、うっかり友達、と呼んではいけないような気がしています。

知り合いと友人と、親友と兄弟の境目について、線引きってその人次第ですよね。
連絡先を知らなくたって友人と呼べる人もいるし、
誰々と友達らしいね?と言われましても、まるっと心当たりがないこともあります。言ったもん勝ち!みたいにその言葉自体にはあまり意味がなくて(境目の話どこいったよ)、ただ1つ確かなことは、
せーの!でお互いに声に出した時に、お互いが同じことを思っていないと、
そこになにも意味なんて無いよな、なんてこと思ったりしてます。

とかくここ1、2年、
その心をどうやって燃やし続けるのか、
ライブというパワーチャージの場所を失ったミュージシャンは、
頑張ろうにも、その頑張り方がよくわからない、
なんてことを言い訳にしてしまいそうだったところを、
2つのバンドに休むことなく全力で、
誰よりも真摯に音楽に向き合い続けた彼のその姿勢を目の当たりにして、
勇気づけられたし、発破をかけられたし、なに甘っちょろいこと言ってるんだよ、
と言葉で言われなくてもそう感じさせてもらえるだけの存在が、
身近に居てくれたことが、とても励みになっています。
そして、それ以上に、自粛という言葉の中で色んな事を我慢しなければならない時に、それでもあまり孤独を感じることが無かったのは、
聡明でいて天真爛漫、無邪気な、ナチュラルボーンゆるキャラとしての性能も完備した、
最高な友人のおかげだったな、と心から思っています。

と言う、長い前置きなんかは超どうでもよくて、本日大阪城ホール。

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ていうか、UNISON SQUARE GARDENでハイパースリリングなライブをして、
それでいて、1日にあけてXllXでおしゃれファンタスティックなライブを決めといて、そのまま続けて自分とこんな硝子の中年なステージを決めてくるのって、
超ヤバくないですか?と思ってます(絶対無理)。
無理やり大谷くんで例えると、ピッチャーやった次の試合でバッターやって、そのままリンボーダンスして帰る感じですかね(違いますねごめんなさい)。最高に頭悪くてかっこいいと思います(誘ったのは自分ですごめんなさい)。

彼に恥ずかしくないアーティストでありたいし、
恥ずかしく無い人間でありたいなと、常にそう思っています。

偉い人たちに怒られなかったら(ここ重要)、この出し物(ギグ)は五輪周期で出来たら良いね、なんて話してます。それではまた4年後に(オファーをお待ちしております)。

会場にいらっしゃった方、ありがとうございました。FM802に、大阪に感謝。お陰様で超楽しかったです。気をつけて、まっすぐ帰ってね。

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photo by 渡邉一生


おまけ

これはいつかお会計をする時に彼が財布を持ち合わせていなかったとかで(確か)、その場でちょっと待ってねと、と言われて数秒後、僕が渡されたお金です。

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どうやら僕はしばらく生きていくには困らないみたいです。



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褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。