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聖なる一歩〜エジプト旅vol.4〜

9/18
エジプト3日目(1泊2日の砂漠ツアー最終日)

5:30
目覚ましなく起きる。
素晴らしい朝だ。
こんな感じで日の出前に目覚めることに成功。

うう。
お腹が痛い。
「おしっことうんちはそのへんでしろ!」
運転手ミゲルの言葉が思い出される。

プリッと岩陰に隠れうんちをする。
爽快感が半端ない。
寝ても覚めても最高だ。

5:55
サンライズ。
真赤というかオレンジかな?
太陽が少し頭を出し、優しい温もりを与えてくれる。

重い荷物を背負いすぎたか左の首が痛い。ちょっと先が心配ではある。

朝ごはん6:15
ゆで卵・アエーシ(パン)・6pチーズ・イチジクのジャム・イチゴクリームの挟まったケーキみたいなやつ・紅茶・りんごジュース

砂漠で食う飯は格別だ。
紅茶を飲んでホッとしていると、ミゲルが遠くを指差して、あそこに見えるマッシュルーム型の岩が有名だから写真撮ってこい、と言っている。
歩いて向かい撮影。

なんでこんな風な岩ができるのだろうか…。

さて、今日のメインは帰ること。
今日もスタート

うさぎに見える岩や狼がワオーンと鳴いている様に見える岩など見ながら…。

小さな商店による。
子供たちが可愛い。
一緒に写真を撮る。

25才男性ムハンマドが声をかけてくる。「助けてくれ!」とついて行くと重たい缶をトラックに乗せるところだった。手伝おうとすると「ラ(No)」「ウォッチング&ピクチャー」と…重たい缶をトラックの荷台に乗せるところを動画に撮る…大した動画ではないw
そんな彼とツーショット。

その後、「なんか飲み物はいるか?」と聴いてくる。
今お金持ってないんだけど…という。
「プレゼントだ」とセブンアップをくれた。
格別の美味さだ。

帰りはほぼ一直線にオアシスへ向かう。
思っていたより早く到着した。
ミゲルにバクシーシ30EGPにて終了。

オアシスからカイロシティへ戻る。その車内はしゅうさんの隣。

「エジプトの旅が終わったらどうするの?また医療の仕事に戻るの?」と。
うーん…返答に困っていると、
「リゾートバイトとかいいんじゃない?リゾートでバイトして金もらって遊ぶみたいなさ。ダイビングもライセンスとって日本の海も潜りなよ。マスターまで行けば、世界の海を潜りながらお金を稼いで、潜って感動して、お金を稼いで…最高じゃん。」

「そんなに先の心配しなくていいじゃん。自給自足できれば死ぬことなんてないっしょ。オレら今度狩りできる様になりたいから銃でも買おうかなって…。仕留めたての肉とかこの上なくうまそうじゃない?お金貯めても意味ないっしょ。どんどん感性赴くままにさ…。」

今まで考えたこともないような返答がたくさん返ってきて興味深い。
感性赴くまま…感性ねぇ…ここでもやはり楽しいこととか心が赴くままにすればいいと…その感情の機微があまりわからないのだ、あたしは…。

そんな話をしながら、車に揺られ、みんな寝てしまう。
僕も寝た。

到着したカイロシティはやはりゴミゴミしていてうるさくて、車通りが多くて疲れるなぁ…。

一度、宿に戻って、みんなで晩御飯に街へ。

モロヘーヤ、シシカバブ(ラクダの肉)、アエーシ、タヒーナ(ゴマのペーストピリ辛)、サラダを食べた。

ラクダはめっちゃ美味い!
一昨日楽しく乗せてもらったやつを食べるなんて…w

初の水タバコ(シーシャ)チャレンジ!
アップルフレーバー。
あと、あまーいミントティーも楽しんだよ。

一酸化炭素なのかな?
頭がふぁっとする感じで楽しいww
日本の僕ならやってないことをすごくやってる感じだよ。

22:30
宿を出て、夜行バスでハルガダへ向かう。
砂漠ツアーの間に宿の人にハルガダ行きのバスのチケットをとってもらっていた。

さたけや宿で出会った瀬尾さん・しゅうさん・たかさん、さらに晩ごはんだけ一緒に食べた健一郎(大学を休学し9ヶ月間世界一周の旅に出ていて今5ヶ月目だそうだ)たちとは、お別れだ。
一人旅本領発揮となるかしら。
やっぱり寂しいな…。

夜行バスが出発するバスステーションまで歩いて15分。
エジプトの治安は悪くなく、夜出歩いても問題なし。

23:30
バスは23:35出発だからこれだろう…。
とバスの近くにいるスタッフらしき人にチケットを見せる。
アラビア語で色々話される…。
全然わからん。
i dont know. English please.
彼は、周囲に呼びかけ、たくさん人が集まってくる。
何を話しているのかわからないww

バスから一人の男性が降りてきて、丁寧に説明してくれた。
とりあえず「乗って大丈夫だ!」ということ。
乗ると、彼が隣に座れと言っている。
チケットの見方を教えてくれる。
ここが時間、ここがバス停、ここが…と。
しかし、次のバス停で降りて、乗り換えなければならないらしい。
その乗り換えまで、彼は一緒に手伝ってくれ、確認してくれ、このバスで大丈夫だから乗りなさい…と言ってくれた。
ありがとう。シュクランといってわかれる。

本当に大丈夫なのかな?
不安を抱えたまま、とりあえず、バスの向かう場所がハルガダであることを祈って、眠るのでした。

今日はこの辺で、お休み。
バスが寒いww

ばいばい。

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