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6/13 在来作物早田瓜の栽培

みなさまおはようございます。
記事をご覧いただきありがとうございます。

山形県のAM5:00頃の温度は、20℃でややひんやり。日の出は4:00〜4:30の間なので、この時間に合わせて、苗に優しい噴霧型で苗へ水やりをしています。

早田瓜の栽培を始めて、また種が少しずつ芽吹き始めました。

芽吹きは、なんとも言えない生命の慈しみを感じます。赤ん坊が生まれるってこういうことなのかな?とか思いを馳せながら、芽吹きを見守っています。

何気なく芽吹いているようですが、夕方から朝方にかけてナメクジが出てくるので、その子たちの生き方を尊重しながら、苗たちを守り生きる術を実践しています。

今は,夕方に苗床を取り替えることと取り替えた苗床の掃除、苗台周辺へのビール缶の設置、夜間のナメクジ観察と現れたナメクジの移動で対策を打っています。

昨日は、ビール缶の設置がナメクジを逆に寄せているのではないかと考えて、2つある苗台のうち1つはビール缶の設置を取りやめて、様子を見ることにしました。

左側がビール缶あり、右側がビール缶なし

今朝、設置の効果をみてみたのですが、どちらもナメクジがいないという…
嬉しいんですが、効果の程が不明という悲しい結果に…😅
ただ、これはこれで考察を立てられます。

ナメクジがいなかったのは、
❶苗床の裏など暗がりに隠れているか
 →夕方の苗床を替えるときに判明します
❷夜の様子見で気配を感じ取って逃げたか、あるいはボクを様子見しているか
 →苗床周辺をしばらく経過観察する必要があります
❸そもそも昨夜から今朝にかけては近場にいなかったか
 →昨日は、周辺を掃除したこともなく環境撹乱や変化をつけたこともなかったので、近場にいなくなったとは考えづらい。ただし、ビール缶に集まってたナメクジたちは近くの竹藪に逃してたので、ひょっとしたらそちらへ生息するようになって、苗床周辺にいるナメクジは少なくなった可能性はあるかもしれない(ナメクジの移動速度は成虫で4mm/s)。希望薄ですが。
❹使った生ビール(今回は一番搾り)の匂いが苦手な成分を含んでいたか
 →これは、そこまで大きな違いはない。匂い成分のほとんどは麦芽とホップで、どのビールにも入っていますね。
❺単純に苗床を登ってくるのにリスクを感じるナメクジが増えたか
 →一昨日の夜は登ってきてたんですよね、元気に(下の写真参照)。ナメクジにも個体差はあるから、リスクを感じる、感じにくい、感じないはあるのは自然のことだと捉えてますが、たまたま血気盛んな子がいなかったのかもし!ませんね。元気な子らがくることを考えて、次なる手を打つことも視野に入れる必要があります。
❻苗床の高さが十分に高くなったか
 →これは❺とリンクします。血気盛んな子ら以外は篩にかかったと捉えられるとすると、対策の立て方に「手順」を設定できます。そんなに手間がかからない方法を編み出して。
 今回のケースは、
 ・一際強い子ら
  →苗床周辺に軽く塩を盛っておく
 ・その子ら以外
  →苗台の高さを十分に高くする(今回は60cm以上)。確かに、苗台の下のビール缶にいたナメクジの方が多かったのは事実です。高さを確保することに十分な効果はあると見えるけど、それが果たして高さが理由なのかは、これまでの取り組みでは不明。そして統計検証をしていないので、有意差がなく、客観的な分析はできていません。

苗代の柱を登るナメクジ🧗
苗床下で彷徨うナメクジ

振り返って写真だけ見ると可愛いのですが、苗食べられちゃうとほんと悲しい気持ちになるのですよね。ボクが防いであげられるレベルのものだから。

ちなみに、タイトルの写真は、ハウス内にいる住んでいる猫です。日中はゴロニャンしてますが、夜はネズミを狩ってくれるそう。人間とネズミは江戸時代から奮闘を繰り返していますが、作物栽培においてもその奮闘は顕在。

生態系の階級で観ると、人間はネズミより高次の階級にいますが、いなくなってしまったら何が起こるか。勘ですが、悲しい現実が来てしまいそうな気がするので、駆除はし過ぎないでね、猫さん🐈

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