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【レコード】Billy Idol / Billy Idol(1983 UK:36 US:6)

Billy Idol、1983年の2ndアルバム。
邦題「反逆のアイドル」
Genaration-Xのヴォーカルからソロになりました。

ロンドンのパンクシーンでデビュー後、大きなバックアップなしに単身アメリカで成功している事は本当に凄いです。
しかもその後シングル全米1位も獲得。
いわゆるパンクなビジュアルやサウンドなどステレオ・タイプな要素をポップにして一般大衆へ届きました。
こういうのってパンクのコアファンからは賛否の「否」が多いところですが個人的にはその「売れるためのセンス」は最高に評価したいです。

なんというか、天性の「マーケティング力」があると思います。
優秀なスタッフがいたのかな? 恐らく本人の天性だと思いますが。

実際この前のデビュー・アルバムからもシングルが
Hot in The City(1982 UK:58 US:23)
White Weddeing(1982 US:36)
とアメリカでなかなかの実績。 よくデビューからこんなに売れましたね。
これがキッカケで今作にうまく繋がります。

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1stシングルはRebel Yell(1984 UK:62 US:46)
こちらも邦題はアルバムと同じ「反逆のアイドル」です。
スティーヴ・スティーヴンス(Gt)は曲作りからステージのかけあいまで「盟友」と呼ぶにふさわしい相棒でした。
彼はその後映画「トップガン」のテーマ曲を手掛けたり、マイケル・ジャクソンとも共演をしています。


2ndシングルはEyes Without a Face(1984 UK:18 US:4)
見た目不良キャラなのにいきなりこんなスローな曲もヒット。
むしろ順位高いし!
あれか、不良が雨の中猫を抱いているようなギャップ萌えか。


3rdシングルはFresh for Fantasy(1984 UK:54 US:29)
実は自分が初めて彼の存在を知った曲です。
たまたまMTVでこのMVを見たのですが、「やたら唇の動きが特徴ある人だなー」という認識でした(^^;
(もうその時点でビリーの世界に魅せられていたのかも)

ただ、ギターリフやメロディーのクセがなんとも耳に残り
ここから好きになっていきました。


4thシングルはCatch My Fall(1984 US:24)
チャート的には上位ではありませんが、キャリアを考えると健闘。
サックスも入るさわやかな曲。


こうやって改めてMVを見てみるとビジュアルの見せ方も上手いですね。
これは恐らくその時代の写真かな?
セルフ・プロデュースができています。

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