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【レコード】R.E.M. / Document(1987 US:10 UK:28)

アメリカのバンド、R.E.M.による1987年の5thアルバム。

自分がリアルタイムでR.E.M.と出会ったアルバムなので、個人的には一番好きで思い入れのある作品です。

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当時のR.E.M.はアメリカの学生の意見を反映させた「カレッジ・チャート」での人気が高いという情報は入ってました。
いわゆる「インディー」や、後に「オルタナティヴ」といわれるポップなチャートとは遠い存在のイメージ。

今作はそんなインディー代表な彼らが一気に全米で市民権を得た作品。
当時の「社会派ロック」としてアイルランドのU2、アメリカのR.E.M.、(そしてオーストラリアのミッドナイト・オイル)という立ち位置でした。

なんとも、邦題がすごい(^^;

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1stシングルはB面1曲目の「The One I Love(US:9 UK:16)」
邦題は「燃える愛」 すごいですね(^^;
多分MVの燃えてるシーンがあったからか。

自分はこの曲で好きになりました。
一気に好きになったというよりは、じわりじわり来た感じ。


2ndシングルはA面6曲めの「It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine)(US:69 UK:39)」 邦題は「世界の終わる日」

軽快でシンプル、言葉の連打が気持ち良い1曲。

当時高校生だった自分には、この長い英語のタイトル覚えるのが大変。
U2の「I Still Haven't Found What I'm Looking For」(邦題:終わりなき旅)と並び、「短くしすぎじゃね?」と思ったタイトルでした。


3rdシングルは「Finest Worksong(UK:50)」
邦題は「最高級の労働歌」でA面1曲め。
アルバムのオープニング曲です。

ミドルテンポで重めなグルーヴが重厚感あってかっこいい。


個人的にはこの3曲のシングルは今も聴きます。

この後、R.E.M.はアルバム「Green(1988 US:12 UK:27)」を経て
その次の「Out of Time(1991 US:1 UK:1)」で絶対的な存在になります。

今回の作品は、その助走が始まったインディーとメジャーが入り混じったグラデーションの時期で、尖っていながらポップで大好きです。



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