音楽の「コンフォート・ゾーン」を抜ける方法2選
自分がこういった音楽系のnoteをやる理由。
これを見た誰かが
「たまたま見たこのnoteで好きなアーティスト、ジャンルが増えた」
に始まり、より多くの音楽を好きになり、聴いて楽しくなり、
結果人生が楽しくなったり、健康になったらいいな、という思いから。
行きつく先は「人生の楽しみ」→「健康」だ。
以前、そんな記事を書いた。
とはいえ、未知の音楽を聴くのは非常にストレスが多いものだ。
特に年齢を重ねてからは非常に疲れる(笑
「最近の音楽、よくわからないんだよね~」
というメンタル・ブロックがベルリンの壁(そのワード・チョイスが昭和中年)より高くそびえ立っていることだろう。
なので、このnoteを見に来た人の多くは、いくら自分が書いたところで
「あ、これ知らないから聴いてみよう」
という人は多くないと思う。(逆にそういう人は凄い!)
それよりも
「自分の好きなアーティストはどう書かれているんだろう」
という「答え合わせ」で見ている人が多いのではないだろうか。
もちろん、noteの見方は人それぞれだし、
自分も提案はするものの「聴くか聴かないかは全くの自由」だ。
ちなみに、その「理解できる音楽だけ聴く」状態や領域は
「コンフォート・ゾーン」(心地よい領域)と言われる。
たしかに、ストレスは少ないが、逆に楽しみの幅も広がらない。
そこを抜けるには、「ラーニング・ゾーン」(ストレッチ・ゾーンともいう)という「ちょっと冒険」な存在と出会う必要がある。
(ちなみに「メタルを聴こう」と思っていきなりデスメタルに出会うと
パニックゾーンの場合が多いので、逆効果)
とはいえ、
未知の音楽は疲れる vs 楽しみは増やしたい
という葛藤に対しどうしたらいいんだろう?
自分のような中年であれば
「最近の音楽も聴きたいんだけど、何を聴けばいいのか」
「Hip Hopって聴いてみたいけど、どこが楽しいの?」
「ヘヴィ・メタルって口から火を噴く?」(いやそれジーン・シモンズ)
なんて人もいるかもしれない。
そこでオススメの方法は2つ。
1、「ジャンルをまたぐアーティストを聴く」
これはちょっと難易度が高いかも。
というのは選ばないといけないから。
例えば近年の「EDM」(エレクトロ・ダンス・ミュージック)
若者がズンドコやってる印象もあると思うが、基本的にはポップスさえ
聴ければすんなり入ると思う。
例えば「マライア・キャリーは好きだけど、EDMはわからない」であれば、
マライアの心の弟子であるアリアナ・グランデが参加したこの曲。
Ariana Grande - Break Free ft. Zedd
普通の「女性ヴォーカル歌もの」だろう。
アリアナ・グランデが見事に「ポップスとEDMの橋渡し」をしています。
例えば80年代で言えば、この曲。
Bon Jovi - Livin' On A Prayer
80年代当時「ハードロック」って野蛮で男臭いイメージが多かったのですが、彼らが親しみやすいメロディと愛らしいルックスで一気にポップスの
ファンを取り入れ、後のヘヴィ・メタル隆盛の基礎を作りました。
「ロックは聴けるんだけど、ヒップホップがわからない」のであれば
ルー・リードの「ワイルドサイドを歩け」をトラックに使ったこの曲とか。
a Tribe Called Quest / Can I Kick it(1991 UK:15)
こんな感じで、いつの時代もジャンルをまたぐアーティストがいるので
それを聴いてみると音楽の幅が広がるかもしれません。
いわば、こういうアーティストが「ラーニング・ゾーン」な存在です。
ただ、「それってどのアーティスト?」という見つけるのが困難な。
という課題があります(^^;
そこで一番のおすすめな方法がこちら。
2、「偶然耳に入る」
多分これが最強! すみません、シンプルで(笑
昔であればそれこそがラジオとかMTVがそういう存在だったのでしょうが、
今はなかなか現実的ではないですよね。
CDの時代であればオムニバス・アルバムも出会いが多かったです。
今はサブスクのレコメンドなどは凄くオススメですが、
どうしてもコンフォート・ゾーンの曲を選びがち。
なーのーでー!
自分はこういったnoteを使って
「あ、たまたま聴いたら気に入った」という仕込みをしているんです。
いわば、あなたにヒットする「音楽地雷」を埋め込んでいるのです。
回転寿司全盛の今ですが、例えば「回らない寿司」に行ったとして
セットの「松」を選んだら1つだけ未知のネタがあったとする。
でも、高いからなんとなく食べる→「あれ? 好きかも」
この「あれ? 好きかも」を提供したいんです。
増えれば増えるほど人生楽しくなると思いますよ。
コンフォートゾーンにいるのも自由。
ラーニングゾーンに行くのも自由。
選んでいいよ。
色々プレイリストありますから。
聴くのも自由、聴かないのも自由。
ただ、あなたが既に音楽ファンであれば、
そのきっかけって、たった「その1曲」だったはずです。
もしかしたらこの中に次の「1曲」が含まれているかもしれないし
含まれていないかもしれない。
ただ、新しい「好き」はストレッチゾーンであなたを待っている。
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