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オンライン授業へ: #7 リアルタイム翻訳字幕付動画
私の大学院でのメインの講義は受講生の15%ぐらいが留学生で、日本語の講義では十分に内容が伝わらない可能性がある。ハンドアウトやスライドも重要なところは和英併記としているが、それでも十分ではないだろう。
リアルタイムで画面に字幕を入れることが可能であるのは知ってはいたが、それなりにスマホとPC、各種アプリを組み合わせねばならず、なかなかに面倒なのであった。さらに翻訳も入れようとすると相当に面倒だ。
Speech to Text Webcam Overlay
そこにこのシステムが登場した。Chromeでこのページにいけば、簡単にリアルタイム字幕が表示でき、翻訳を通すこともできる。
グリーンバック表示の機能もあるので、これで字幕だけの表示にして、ウィンドウキャプチャでOBSに取り込み、クロップしてクロマキすれば文字だけのレイヤになる。
あとはスライドショーや講師の姿を重ねて、配信なり録画なりすれば良い。
本当にすばらしい。心から感謝する。字幕生成のハードルがググッと下がった。
Chromeのカメラとマイクの設定
Chromeのカメラ設定が案外見つけにくいのでメモ。一番簡単なのは、クロームの設定に入って、「カメラ」で検索すること。
同様にしてマイクも適切に設定する。
サンプル動画
そうやってざっくり作ってみたのがこれ。
こんなに簡単にできるのであれば、なぜつけないのか、と言われるようになるだろう。そのくらいのインパクトがあるように思った。手話通訳の代わりにもなるのではないか。
もちろん精度は不十分なところもある。練られた人間の翻訳には到底叶わない。コストが違うのだから仕方がない。
日本語と英語が混ざって表示されるので、慣れないと目障りではある。でも何もないよりずっといい。
文字の色は黄色がよい
私のスライドは白バックが多いので、字幕の文字が白いと当然だが見えない。とはいえ、黒っぽい画像を断ち落としで載せるスライドもあるので、黒文字にもできない。
いろいろやってみて、割と評判がいいのは、黄色い文字にすることだ。
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