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摘果はキュンです💛

 日本語教師から現在三原市の地域おこし協力隊として佐木島で柑橘栽培を行っている柴田將志と申します。私はブラジルで日本語教師をしていたということもありポルトガル語をかじっております。日本でよく使用されるサインや表現を目にしますと国が違えば問題が生じかねないと心の中では思うわけでございまして、OKのサインなどはブラジルの男性にしよう思うなら誤解を招きかねない表現となりまして、なぜならば同性愛者の性行為を誘うサインとなるからであります。
 
 それから居酒屋などで店員さんを呼ぶ際、こっちに来てとお客が手招くジェスチャーをしたりしますが、これは喧嘩を買ってやるからかかってこいというジェスチャーでして、日本で喧嘩を買ってやるからかかってこいというジェスチャーがブラジルではこっちに来てという意味になるのです。いくつか非言語コミュニケーションによる文化的差異なるものを紹介しましたが、日本語で「ここです。」などブラジルのバスの中で言おう思うなら、一目散に人が離れていきかねない表現でございましてポルトガル語で「cocô deceu」コッコデセウと発言し、意味としましては「大便が漏れた」となるわけで現地の年少者の日本語学習者にはうけるのですが、うけようと思うあまり多用していては日本語教師としての質も問われるわけで学習者との距離感も大事にはなってくるのです。

 

手袋すれば良かった

さて本日は青島ミカンの手直し剪定を終えた後、少し早めの不知火の粗摘果を行っておりました。摘果の方法としましては私の場合、人差し指と親指を使って摘果をします。段々と死語になりつつあるキュンですのハンドサイン、アメリカですとお札を数えるサインになるのでしょうか。慣れてくるころには両手を使って何百何千とキュンですをしながら摘果をしていくのですが、単調な作業に初めのうちはキュンも段々とファッキュンとなりまして、キリもなく19時頃には終了し翌日に持ち越すことと致します。この作業は本来3回にわけて行うもので今月は不知火の摘果が主な作業になるかと思います。

 

不知火の摘果の目安としましては葉っぱ80枚に対して1つ残すと言われていたり、帽子やバスケットボールの面積に対して1つ残すなどとまちまちです。今回は小さいものと傷のついているものをざっくりと取り除きました。ちなみに帽子は愛媛県伊方町三崎地区にあるJA三崎共選様より以前頂いたものです。もし柑橘農家として中晩柑を栽培したい新規就農者様がいらっしゃれば、私は愛媛県伊方町の三崎地区で就農されることをおススメ致します。


 話が変わりまして、本日空を見上げたところ白い座薬のような形のものが飛行していたのですがなんでしょう。

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