思えば遠くへ来たもんだ。

日本では珍しく朝5時に目が覚めたので、近頃最も集中力を高めて取り組んでいることをしつつ、少し息抜きにコーヒーを飲みながら筆をとる。

オランダでは朝の4時起き(サマータイムの場合は3時)がデフォルトなので、日本の時差には合わせないというスタンスを取っている。ちなみにそんな早起きなのは、早起きしてでも参加したいオンラインイベントがデイリーであるからだ。日本の同志達と平日毎日の学びの場。日本時間の昼休みを活用しているので、僕だけ早朝となるわけです。お陰で、清々しい朝を迎えられるわけですが、もう1年以上、コーヒー生産地にいる時以外は毎日続けてきたので、学びの内容だけでなく自らの可能性をより深く信じる心を養ってくれている大切な時間だ。

オランダでの生活といっても、早朝はアジアと、午前中は欧州やアフリカ系とのテレカンが多く、午後からデスクワークで、15時くらいから中米とのやりとりに入る。夕ご飯を食べた後はまたデスクワークをして遅くても0時には眠る。そんな時間を繰り返しているせいか、気がついたら1年が経っていて、とんでもなく遠くに来たような感覚になる。

さて、いま最も集中力を高めて取り組んでいることといえば、来期の事業計画づくり。他のスタートアップやベンチャーってどれくらいの粒度で事業計画をつくってるのかわからないけど、僕はそれなりに詳細につくっている方だとは思う。うちは7末に決算で8月からが新年度なので、大体5月ごろから7末の着地を想定しつつ、自社と業界と社会を超俯瞰的に見る。そして、社員や業務委託の方々全員と1on1で各種ヒアリングを開始し、普段アラートで自動的に拾ってる様々な情報に目を通しつつ、予め決めている長期的な目標に対して、現時点で、どのような計画であることがベストなのか、改めて0から考え直すくらいの思考で、頭の中でシミュレーションを開始するとともに、役員や身近なメンバーとひたすら擦り合わせを行う。

思えば、とんでもなく遠くに来たもんだ。15の頃の僕はいつも、今日は一体どこで寝れるのか、どうやってご飯を食べようかと思考し「自分の人生は本当にこのままでいいのか?」と思いを巡らせるただのホームレスだ。

故郷離れて、22年か。知らんけど(苦笑)
息抜き長すぎた・・・


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