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自家骨軟骨柱移植術(Day22:術後4週目突入)

7月20日水曜日

6月29日に手術を行ってから昨日で丸3週間が経ち、本日から4週目に突入した。

とは言っても、毎週のように抜糸したり装具が取れたりというイベントごとはなく、まだ荷重をかけれない為ほとんど出来ることは無く、今までと変わらないリハビリを続けるしかないようで、正直少し物足りなさは感じる。

また、私の前日に同じ軟骨移植をした人がリハビリ室にて1/3荷重をかけて歩いている姿を見かけた。同手術でも部位や損傷具合によって荷重をかけれる時期が変わってくるのがこの手術の特徴らしいが、やはり同時期に手術した人が先に歩いている姿を見ると、めでたい気持ちももどかしい気持ちも出てくる。太腿周りのサイズもやはり細くなっていたので余計に気持ちは焦る。焦っても仕方はないのだが。。

気休めではないが、先週からの進歩はというと、曲げ始めで75~100度しか曲がらなかった膝がMAX135度まで曲がるようになった(しかも自力で)。

当初は自分の足を手で持って曲げていた(しかも激痛!)のに比べると曲げ伸ばしもかなり楽になり、ベッド上や車いすでの生活、トイレ・シャワーなど装具を着けていた頃とは比べ物にならないぐらいの自由を手に入れたような感覚だ。

まだ歩けはしないが、膝を自由に曲げ伸ばし出来るだけでこんなにも生活がスムーズにいくとは、やはり日常では味わえない感覚だ。

これが次第に当たり前になり、この感謝の感覚は次第に薄れては行くかもしれないが、ふとこの記事を見返したときにまた思い出せるよう記録しておきたい。


手術から丸3週間が経ったのと同時に、当然ながら入院生活も4週目に突入したわけだが、改めてもう20数日も家に帰っていないということを文字に起こすとその長さに驚く。

当初に比べると環境にも慣れ、夜もまだ寝れているほうだと思う(毎日夜中は目は覚め、たまにそのまま少し寝付けない時はあるが)。

全荷重(松葉杖なしで歩ける)まで残り3週間弱。

来週の今頃には少しずつ荷重をかけ始めることが出来る予定なので、今までの車椅子目線の生活とはまた違う、復帰への一歩を踏み出せると思うと楽しみだ。

それまでは代り映えのないリハビリメニューを消化していくしかないが、1日1日メンタルトレーニングだと思って取り組んでいきたい。

頑張ろう!

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