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小野勝の教育実践1―アプリ画面の作成手順160424

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特別支援教育に関する実践です。 タブレット型端末(iPad)のVOCA(音声出力装置)のアプリを使用した実践です。 朝の会の司会進行、呼名で使う方法、作成手順を公開しました。 …
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小野勝の教育実践のページ

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特別支援教育に関する実践です。 タブレット型端末(iPad)のVOCA(音声出力装置)のアプリを使用した実践です。 朝の会の司会進行、呼名で使う方法、作成手順を公開しました。 1 DropTalkHDを使った実践(VOCAのアプリ) 2 Keynoteを使った実践(プレゼンのアプリ) 3 PYONKEEを使った実践(プログラミングのアプリ) で作成したアプリ画面の動画もアップしています。PDF版の

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2016年3月末完成を目指してブログを更新しました

2016年3月末完成を目指してブログを更新しました

特別支援教育に関する実践です。
タブレット型端末(iPad)のVOCA(音声出力装置)のアプリを使用した実践です。
朝の会の司会進行、呼名で使う方法、作成手順を公開する予定です。

1 DropTalkHDを使った実践(VOCAのアプリ)→現在はDropTapというアプリ名です
2 Keynoteを使った実践(プレゼンのアプリ)
3 PYONKEEを使った実践(プログラミングのアプリ)

次 1-

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小野勝の教育実践―アプリ画面の作成手順160424 目次へ

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https://note.com/masaru_ono/n/nffe9ecd6a00e

小野勝の教育実践1―アプリ画面の作成手順160424 目次

2016年3月末完成を目指してブログを更新しました
https://note.com/masaru_ono/n/nac9eab1a5495

1-1 このブログの目的
https://note.com/masaru_ono

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1-1 このブログの目的

1-1 このブログの目的

このブログの目的は、

特別支援教育の発展と、科学的な再現性の確保のために,
アプリの調整,画面作成手順について,ブログで公開し,
動画視聴と説明のPDF版をダウンロードできるようにすること
です。

取り上げるアプリはタイトル下の説明文に表記した
1 DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です
2 Keynote
3 PYONKEE

です。
H27年度、長期研修の報告書には

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1-2 このブログの作成経緯

1-2 このブログの作成経緯

H27年度に長期研修生として、特別支援教育のICT教育に関するテーマで研究を進めました。
その中でiPadを活用した朝の会に取り組みました。
発話の困難な子に、iPadのVOCAのアプリを使えば、
朝の会の司会の進行や呼名が自分でできるようになるかな、と思いました。

長期研修生の使命の1つとして、「研修成果が学校現場に還元されるよう努める」があります。
研究報告書という紙媒体と県のサイトでの報告

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このブログの構成

このブログの構成

ブログの構成は大まかに以下の通りです。

1 筆者が取り組んだ研究について

2 アプリの特徴
どんな風に使ったか、アプリが動作している動画
(1)DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です
(2)Keynote
(3)PYONKEE

3 アプリ画面の作成手順
準備、作成画面のレイアウト、シンボルの動きの設定など
(1)DropTalkHD
(2)Keynote
(3)PYO

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2-1 筆者が取り組んだ研究が掲載されているサイト

2-1 筆者が取り組んだ研究が掲載されているサイト

筆者が取り組んだ研究が、以下に掲載されています。

小野勝〈実践報告〉タブレット型端末を活用した発話の困難な知的障害児への支援に関する実践研究

CiNiiという論文検索ページに飛びますので、「機関リポジトリ」を押し、画面を下に送り、「ダウンロード」を押して保存してください。

2つ目は、
 千葉県総合教育センター,教育コンテンツ・データべース「Wakaba」
    https://ap.ice

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2-2-1 アプリの今回の使用方法の特徴1) DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です

2-2-1 アプリの今回の使用方法の特徴1) DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です

1)DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です
朝の会の以下の場面で使用しました。
  ⅰ)司会の進行
  ⅱ)呼名
  ⅲ)呼名後に質問される「元気ですか?」に対する応答
  ⅳ)今日の予定後に質問される「がんばること・楽しみなこと」の発表

VOCA(音声を出力する機器)のアプリです。主な特徴は,以下の通りです。
・シンボルに音声をつけて再生できる。
・シンボルを押すと中央

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2-2-2 アプリの今回の使用法の特徴2)Keynote

2-2-2 アプリの今回の使用法の特徴2)Keynote

朝の会で使用しました。
 ⅰ)司会の進行
 ⅱ)呼名

プレゼンのアプリです。DropTalkHD(→現在はDropTapというアプリ名です)に似せて作成しましたが,DropTalkHDにできない動きを組み込みました。主な特徴は,

・シンボルを押すと画像が拡大し,音が出るように設定した。
・シンボルを一部薄く表示,または隠し,押しても反応しないようにした。
・進行の次のシンボルを自動で表示した。

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2-2-3 アプリの今回の使用法の特徴3)PYONKEE(ピョンキー)

2-2-3 アプリの今回の使用法の特徴3)PYONKEE(ピョンキー)

朝の会で使用しました。
ⅰ)司会の進行
ⅱ)呼名

 プログラミングのアプリです。DropTalkHD(→現在はDropTapというアプリ名です)に似せて作成しましたが,DropTalkHDとKeynoteにできない動きを組み込みました。主な特徴は,
・シンボルを押すと画像が拡大し,音が出るように設定した。
・再生後,元の大きさに戻り,自動で隠し,次のシンボルを表示した。

 <PYONKEEの画

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2-2-4 今回使用した3つのアプリの比較

2-2-4 今回使用した3つのアプリの比較

4)今回使用した3つのアプリの比較

-1 DropTalkHD(VOCAのアプリ) →現在はDropTapというアプリ名です
-2 Keynote(プレゼンのアプリ)
-3 PYONKEE(プログラミングのアプリ)

画面の反応が各アプリで異なるので,使用者の押し方を考慮して選択してください。また,iPadには本体の設定として,画面の反応を調整することができます。
 「設定」,「一般」,「アクセ

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2-2-5 アプリの画面の動画(YouTube)

2-2-5 アプリの画面の動画(YouTube)

5)アプリの画面の動画(YouTube)

・特別支援学校の朝の会でDropTalkHDを活用 →現在はDropTapというアプリ名です
動画1:特別支援学校の朝の会の司会で使用したiPadのアプリ、DropTalkHDの画面です。
    https://youtu.be/dahNtu-d1eU

動画2:特別支援学校の朝の会で、がんばること・楽しみなことを発表する時に使用したiPadのアプリ、

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3-1-1と2 アプリの画面の作成について(1)DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です

3-1-1と2 アプリの画面の作成について(1)DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です

(1)DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です
1)DropTalkHDの関連HP
・Droplet Project
http://droplet.ddo.jp/

・DropTalkにシンボルを追加する
http://droplet.ddo.jp/droptalk/addsymbols.html

2)作成したアプリ画面の例

前 2-2-5 アプリの画面の動画(YouTu

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3-1-3-1 朝の会の司会の進行で使用する朝の会の流れを準備する i)背景の作成

3-1-3-1 朝の会の司会の進行で使用する朝の会の流れを準備する i)背景の作成

3)朝の会の司会の進行で使用する朝の会の流れを準備する
<iPadのKeynoteで作成する場合>
ⅰ)背景の作成
 ・Keynoteを起動し,新規作成をする。テンプレートはホワイトを選択する。
 ・学級で使用しているカードがピンクなので,今回は,それに似せて作成する。
 ・画面右上の「+」を押し,右から2つ目の「□」を押し,2行目左端の「□」を押す。

・刷毛のアイコンを押す。スタイルの中,画面

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