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こんにちは!これからの集客!HPのアクセスを伸ばしたいならまずこれだけやればOK!的なことをまとめてみました。

HPのアクセスをもっと増やしたいと考えている工務店さんは多いと思います。お金があれば広告バンバンかけれるんですがそういうわけにもいかないので、じゃあどうやって増やすのかということを、

・予算が少なくてもできる
・専門知識がなくてもできる

今回はこの2点に重きを置いてリストアップしてみました。簡単な説明と活用具体例も載せましたので参考にしてもらえればと思います。


HPのアクセスを伸ばす施策

ウェブ広告

まずはウェブ広告。ブラウザでサイトを見ていたりSNSをやっていると出てくる広告です。表示された広告に興味をもってクリックすると、別サイトに移動して(いわゆるランディングページ)そこでより詳しい内容と資料請求や予約などができるようになっています。
その中でもgoogleとyahooのディスプレイ広告とFB,Instagram広告はやっておいて損はないでしょう。費用も任意の金額から始められるので一日¥1,000とかでもできます。出稿も基本設定だけしてしまえばあとは画像やテキストを作成するだけなのでそんなに難しくないです。詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

活用具体例
金額は状況に合わせてもらえばいいんですが、施工範囲に一か月¥50,000くらいで資料請求広告を流しながら、見学会やセミナーがあるときは1,2週間くらい前から¥100,000くらい流す、というのが主流かと思います。広告の画像やテキストも大事ですが、飛んだ先のランディングページの方にも注力することでCV(コンバージョン)数に効果出ると思います。一か月¥150,000でCPCが¥100なら見学会ページや資料請求ページへのアクセスが月1500セッション増えて、CVRが1%あれば見学会予約と資料請求合わせて15件くらい獲得できます。見学会予約を一件¥15,000で取れると考えるとメリット大きいですよね。

Instagram

「タグる」という言葉があるようにSNSの中でもInstagramは検索ツールとして活用している人も数多くいます。なのでやっている工務店さんも多いと思いますが、フォロワー増やさないと!たくさん投稿しないと!ということに意識が向いてしまうと、本来活用すべき方法とは異なってしまいます。まずはInstagramを会社の玄関だと思って、プロフィールを見たり、投稿を見たらユーザーの知りたい情報が載っている、フォローしたら定期的に情報が見られるという価値を感じてもらえるアカウントにするのが大事です。

活用具体例
まずは最初の印象を決めるプロフィール、写真、ハイライトなどで見え方を意識しながら情報の整理をします。そのあとはフォロワーさんの投稿にコメントやいいねしたり、コメントくれたらレスポンスよく返す、オリジナルハッシュタグを活用して投稿してくれたユーザーにもいいねやコメント、フォローするなどをしっかりすることで、フォロワーさんと濃い関係性を作ることができます。効果測定としては一か月ごとにプロフィールページビューとURLアクセス数を把握してインスタからのHPアクセスを増やすことができたのか検証することが大事です。

Youtube

住宅系Youtuberも増えてますので、YoutubeをイメージするとYoutuberにならないといけないの?と考えてしまうかもしれませんが、実際はそんなことありません。動画には3種類の役割があり、上記の動画は”ハブ動画”といって、興味関心を引き付ける動画の役割になります。その前にまずは課題を解決するために自社でできることを伝えて比較検討フェーズを勝ち抜く”ヘルプ動画”と呼ばれるものを作る必要があります。
先ほど言ったようにSNSは会社の玄関です。まずうちの会社はこういう会社です、家づくりはこういったことをこだわっていてこんな家があります、サポートはこんな体制があります、来てもらったら打合せルームはこんな感じになっていて、託児も対応できますなど、HPに書いてある内容でもいいのでわかりやすく丁寧に説明する動画があれば問題ないです。

活用具体例
一本でまとめようとせず、今回の動画は断熱について10分話す、次回は耐震、デザイン、打合せの流れ、とかって決めてそういった動画を月に一本でもいいのでコンスタントに出していき、営業時に必ず話すことを網羅するくらいのラインナップが揃うまで作れば、会社の玄関としての役割が全うできます。それを一通り見てもらったら自社の魅力や考え方をある程度理解している、と判断できるくらいのボリューム感があると良いです。

指名検索

今まで紹介した施策としてはかなり影の薄い施策に見えるかもしれませんが、私はこれが一番大事だと思います。指名検索とは何かというと、例えば「A工務店」と検索してA工務店のサイトに来てくれたことを意味します。自然検索の中でも特に自社名や自社商品など自社特有のワードで流入してくれることを言います。これを増やすメリットがたくさんありますので詳しく解説します。

・CVR(コンバージョンレート)=問い合わせ率が高い
みなさんの会社のアナリティクスを見てもわかると思いますが、自然検索(organic search)の中でサーチコンソールを使うと出てくる検索キーワードの中でも指名検索からの流入が一番多く、しかも問い合わせ率が一番高いはずです。自然検索からのCVRが0.1~1%くらいだったとしたら、指名検索のCVRが1~5%の比率が多いと思います。これは簡単に言うと同じアクセス数でも10倍から50倍の問い合わせ数になってくるということです。圧倒的に違ってきますね。

・検索アルゴリズムに影響されない
SEO対策は、昔でいうとページの裏側に見えないワードを埋め込んだりしてgoogleを騙す行為が多かったです。現在はそれが意味ないよねってことになりどう進化したかというと、HPのコンテンツを増やして流入を増やすコンテンツマーケティングの重要性と合わせて使われたりします。ただいろんなキーワードからユーザーを引っ張ってきても、ローカルビジネスの工務店にとっては手間に対しての見返りが悪く、しかも指名検索と比べるとCVRが低いので費用対効果が低いです。その上検索アルゴリズムが定期的に更新されるのでそれによって検索順位の変動があり、googleの考え方に合っていないと検索順位が落ちることもあります。コンテンツを量産しまくる手間を乗り越えても、アルゴリズムアップデートに怯える生活から逃れることはできません。指名検索はそういった影響をほとんど受けることがないのでコンテンツを量産しまくる必要性も、アップデートに怯える心配もありません。

このように他の流入に比べて圧倒的にCVRが高い、検索アルゴリズムにも影響されないということで、指名検索が以下に重要かご理解いただいたと思います。じゃあ指名検索を増やすにはどうしたらいいのか、ということを書いていきます。

指名検索を増やす方法

指名検索してくれるユーザーを増やすには雑誌掲載、チラシ配布、CM放送、ウェブ広告配信など、広報や広告などの自社名の露出を増やすことが一番効果ありますが、それでは今回の趣旨に反するので今回は少ない予算でもできる方法を紹介します。

・UGCの創出
広報や広告が自分たちからの発信に対して、ユーザーが私たちを紹介してくれることをUGC(User Generated Contents)と言います。これを促すことで露出や知名度に貢献するとともに他者からの評価ということで信頼度にも貢献することができます。自然発生的に生まれるものが一番良いのですが、上手にやれば自発的に生み出していくこともできます。これには紹介してほしいコンテンツにストーリーがあること(施主様に感動してもらったことや、ミスしたけどその後のフォローで施主様がコアファンになったなどのエピソード)がシェアしやすいですし、シェアしたり参加することでよりコンテンツを楽しめたりメリットがあること(自分のアイディアが活かされる、自分の名前が拡散される、プレゼントキャンペーンなど)が重要になってきます。またその情報が拡散しやすいこと(広めたら自分のイメージが良くなる、ボタン一つでシェアできるなど)も考慮すると、よりUGCを増やしていくことができます。

活用具体例
施主様がみかん園をやっていて、それが美味しいので工務店ではそこで採れたみかんを毎年買っていて、それを社員が休憩中に自由に食べたり、打合せ時にはミキサーでジュースにしていてお客様に提供しています、それがこれです、といって出てきたものがカフェにでてきそうなレベルでおしゃれ、とかだったらお客様はどう感じますか?きっとおしゃれな見た目に拡散意欲も湧いて、施主様と現在まで続いている関係性に感嘆しながら自分の言葉でその時の気持ちと写真をSNSに投稿してくれるかもしれません。
これだけじゃ拡散してくれるか心配な方は、このみかんジュースを「幻のみかんジュース」などのネーミングを付けてSNSで発信し、飲んでくれた人たちには、「#A工務店の幻のみかんジュース」とタグつけて投稿してくれたらその場でみかんプレゼント、みたいなことまでやってもいいかもしれません。
これは一案ですが、同じようなことを建築中だったり築20年の人に向けたものだったりを生み出していければUGCをさらに増やしていくことができます。

・グーグルマイビジネス
グーグルマイビジネスとは、企業名を検索したときに出てくる情報をまとめたものです。ブラウザでの検索でも表示されますし、グーグルマップでも表示されるのでここに情報を登録しておいて損はないと思います。

活用具体例
・基本情報の充実(営業時間、定休日、電話番号など)
・写真の充実(会社の写真、施工写真、スタッフ写真など)
・イベント情報の充実(見学会、セミナー、マルシェなど)
・コメントにレスポンスよく対応(コメントすべてに返信する)
この辺りをまずは地道にやっていくことが大事かと思います。写真はわざわざ撮らなくてもHPやSNSに載せているものを流用してこればいいので時間があるときにポチポチやりながら、見学会やセミナーはイベント登録して少しでも露出を高めておくのが大事かと思います。

まとめ

紹介した施策以外にもいろんな方法があると思いますが、
・予算が少なくてもできる
・専門知識がなくてもできる
この2点をポイントに、HPのアクセスを増やすための施策と活用具体例をまとめてみました。とは言いながら書いてみてUGCは簡単にできないよなと思いましたがwそこは余力あればチャレンジしてみてください。

もし紹介した施策でやったことがないものがあればまずはトライしてみて、その後クオリティを高めたり他の効果高そうな施策を導入していけばいいかなと思います。ぜひ参考にしてみてください。

次の課題はHPに集めたユーザーと今後コンタクトを取っていくためにどうやって連絡先を頂戴するかというフェーズが大事になります。連絡先獲得フェーズです。その話はまた記事にしようと思います。

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