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2022年のふりかえり 「6年半ぶりに正社員になった」

これは エンジニアと人生 Advent Calendar 2022 17日目の記事です。2022年のふりかえりと来年の抱負について書きました!

やったことを1年分書いていて長文なので総括だけでも読んでください(笑)

1月〜3月

一言で言うと

データ民主化

大きなイベント

メガベンチャーでデータ分析しているメンバーと一緒に働けた

注力したこと

  • データドリブンな施策立案・効果分析を行う体制構築

    • PdMやプロダクトチームと一緒に施策立案用のnotionフォーマットとプロセスを整備

    • データアナリストと一緒にデータ分析定例を実施

    • KPIとして効果検証の設計率・分析実行率を可視化

    • 広告データをBigQueryに保存し、チャネル別の広告費の分析ができるようにした

    • 開発とマーケチームに勉強会を実施し、開発・オペレーション・マーケ施策の効果検証をメンバーが自分でSQLを書いて行えるようにした

インプットしたこと

読んだ本  (12冊)

  • 学びを最大化するTTPS マネジメント

  • ダブルハーベスト

  • アフターデジタル2 UXと自由

  • 最高の結果を出すKPIマネジメント

  • ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ

  • Google流資料作成術

  • 企業価値評価 第6版[上]――バリュエーションの理論と実践

  • 世界一やさしい決算書の教科書1年生

  • イシューからはじめよ

  • たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング

  • 実践的データ基盤への処方箋

  • INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント

アウトプット 

記事(8記事)

ふりかえり

  • 読書の習慣がついた

  • BI分野で押さえるべき論点はインプットできた

  • この頃はまだ与えられたKPIをやり切る所までしか関心の輪が無かった

4月〜6月

一言で言うと

MVV体現の目覚め & チームビルディング

大きなイベント

  • Heroku→GCPへインフラリプレース

  • 複数事業部に組織変更

  • 開発チームも1チーム→3チームへ

注力したこと

  • 事業のOKR可視化およびデータドリブンにPDCAを自走して回し続けられるようにする体制の構築

    • 事業部の月次のPLのダッシュボードを実装

    • BIのKPIダッシュボードを作ってBigQueryの利用状況を可視化

    • オペレーションチームに勉強会を実施し、施策の効果検証をメンバーが自分でSQLを書いて行えるようにした

  • 複数の開発チームのチームビルディング

    • OSS(オープンスペーステクノロジー)を実施

    • ドラッガー風エクササイズを実施

    • 開発チームのLT(ライトニングトーク)を企画

    • 技術書輪読会を実施。クリーンコード、クリーンアーキテクチャ、DDDのモデリング本を一緒に読んで設計力向上に注力

インプット

読んだ本(10冊)

  • クリーンコード

  • クリーンアーキテクチャ

  • ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド

  • ソフトウェアアーキテクチャの基礎

  • AIファースト・ヘルスケア

  • スモールビジネスの教科書

  • 原因と結果の経済学 データから真実を見抜く思考法

  • チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計

  • エンジニアの心を整える技術

  • 個人開発をはじめよう!クリエイター25人の実践エピソード

アウトプット

記事(3冊)

LT(2件)

ふりかえり

  • この頃やっていたチームビルディングの施策はふりかえってみると、効果のあったものが多かった。

  • 今はやめてしまっているので続けることに拘っていきたい。

7〜9月

一言でいうと

  • フロントのテックリード &ドキュメント整備

大きなイベント

  • 7月から正社員として入社

  • 9月に社名変更

  • BIチームが開発チームへ統合

  • 9月に技術書典13に参加

注力したこと

  • フロントエンドのテックリード

    • 設計レビュー、コードレビューを実施

    • アーキテクチャ設計、コーディングルール、ライブラリの選定

    • 新プロダクトのコア部分の詳細設計・実装

  • プロジェクトマネジメントの業務を一部PMから巻取り

    • アジャイル導入し、エンジニアチームでプランニングをしようとするも失敗。バックログ、スケジュール作成、進捗管理を巻取り。

  • チームビルディング

    • 調査ログのドキュメント置き場、情報共有のルールの整備・啓蒙

    • 雑談会を実施

  • 全社合宿の企画

    • 取り扱い説明書を全メンバーに記入してもらい、相互理解を促進

    • 今後のプロダクト戦略について全員で議論を実施

インプット

読んだ本(3冊)

  • DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

  • エンジニアリングマネージャーのしごと

  • リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法

アウトプット

記事(3冊)

LT(1件)

ふりかえり

  • 本を読むスピードが落ちてしまった。

  • リーダー・マネジメントの本の読書を増やし始めた。

  • 360度フィードバックを受けて事実→意見から言うことを意識し始めた。

10月〜12月

一言でいうと

  • リーダーからマネージャーへ変革

大きなイベント

  • 1on1を担当

  • ペアプロ・モブプロ導入

  • 8年ぶりの評価面談、年収上がった

注力したこと

  • フロントエンドのテックリード

    • テスト設計、レビュー体制を構築

    • バックエンド側のアーキテクトのキャッチアップを開始

  • エンジニアリングマネジメント

    • 1on1の実施

    • 複数事業に跨るシステムのロードマップ、技術的意思決定に参加

    • 開発チームの目標設定・役割定義についての議論を主導

    • 開発プロセスの改善(週次ふりかえり、夕会)

    • チームビルディング(FDL、情報共有文化)

    • 360度フィードバックを3名に実施

    • EXPOに参加したり、出社してプロダクト解像度を高める

インプット

読んだ本(13冊)

  • コスパで考える学歴攻略法

  • ちょっと気になる子育ての困りごと解決ブック

  • 会話が続く、上手なコミュニケーションができる! 図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術

  • アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

  • amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法

  • DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C

  • 技術者のためのテクニカルライティング入門講座

  • オブジェクト指向UIデザイン 使いやすいソフトウェアの原理

  • デザイナーじゃないのに!

  • 3分間コーチ

  • 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください

  • マンガでわかる事業計画書のつくり方

ポッドキャスト

記事

  • kusukeさんのドクセルnote

アウトプット

記事(7記事)

ふりかえり

  • 10-12月は対人コミュニケーションの改善に力を入れた

  • 自分が引っ張るより、人に任せる方へ思考をシフトした

今年1年の総括

  • リーダーからマネージャーへの意識の変換は上手くいったと思う

    • メンバーからも1on1・ふりかえり、夕会等、チームを良くしようとしている方向へ意識が変わったというFBをもらえた

  • テックリード、エンジニアリングマネージャーの役割の言語化が進んだ

    • チーム内での議論も進んできた。うちのチームのフェーズでは役職を置くというよりも、テックリード・エンジニアリングマネージャーの役割を整理して、それをチーム内で分担するやり方が上手くいきそう

    • 年内〜来年の2月にかけて、この役割定義、分担の議論についてはFIXさせていきたい

  • 開発チームの目標設定についても議論が進んだ

    • チーム内で2023年にありたい姿について定義をした。これがすべて達成できれば、かなりイケてる開発チームになれているはず。

    • 目標設定に関しても来年の1月にはFIXさせたい。

  • 正社員になり7〜8年ぶりくらいの評価面談を受けたが、自分が努力してきたことが評価されていたのは良かった。年収も上がった。

  • 一方でMVVの圧倒的な体現や戦略思考力については成長ポイントとしてフィードバックを受けた。

  • 今まではチームの中で落ちているボールを拾って仕事をすることが多かった。その結果、課題解決なアプローチを取ることが多くなってしまい、中長期の目標を決めて、それを必達するために戦略を考えて動くというやり方が弱かったなというのはFBを受けて改めて気づいた。

  • チームとしても個人としても年初の時点で年間目標をFIXさせ、四半期毎にふりかえりを実施し、フィードバックを受けてカイゼンし、目標を必達するという動き方に来年は拘っていきたい。

  • あとはチームビルディングの施策は続けることで複利的に効果が積み上がっていくなと感じた。参加する側でも企画する側でも継続を意識していきたい。


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