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Bリーグ2023-24オフシーズン診断・B2(3)山形ワイヴァンズ

なかなか上位進出・定着が難しい状態が続いた山形ワイヴァンズ。図らずも、チームの源流にある歴史と再び巡り会った今季、長く続いたライコビッチ体制からのチーム再構築が求められる。大きく入れ替わった布陣を整理し、再びの上位食いを狙うチームにしていくには。リビルトの行方を占う。


(参考)2022-23シーズンの戦績

オフの間の動き

日本人選手の主力入れ替えが目立ち、昨季躍進を見せた田原隆徳、村上駿斗が揃ってチームを去り、キャプテンだった眞庭城聖も滋賀へと移籍、またリバウンド王に輝いたトーマス・ウェルシュや、傭兵ハビエル・カーターもチームを去った。さらには3季にわたって指揮を執ったミオドラグ・ライコビッチも退団。チームビルドからのやり直しになったとも言える。

その中で今季指揮を執るのは、昨季まで香川のHCだった石川裕一。かつてチームの源流となった「TGI D-RISE」に在籍し、そのまま山形にも在籍。ACだった2018-19シーズン以来、5シーズンぶりのカムバックとなった。

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