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Bリーグ2023-24オフシーズン診断・B2(9)滋賀レイクス

戦力を揃えながらも、その融合までに時間が過ぎ去り、滋賀レイクスは2度の指揮官交代を経てB2降格を味わった。再出発となる今季は1シーズンでのB1復帰を見据えて「経験値」とも言える補強を続々と敢行。はっきりと「勝たねばならぬ集団」になろうとしている。

チームの野望は完成しうるのか。その現在地を探っていきたい。


(参考)2022-23シーズンの戦績

オフの間の動き

昨季の大型補強の一角を担ったテーブス海(⇒A東京)、杉浦佑成(⇒横浜BC)、イヴァン・ブバ(⇒富山)、狩野祐介(⇒佐賀)が揃って1シーズンで退団し、さらにケルヴィン・マーティン、デクアン・ジョーンズ(昨季途中、西宮から加入)も退団しており、5out路線も一度中断を思わせる布陣となっていて、この辺りもまだまだコンサバなインサイド陣が控えるB2らしい布陣とも言える。

一方で、#14柏倉哲平、#15キーファー・ラベナ、#16野本大智、#99川真田紘也など、これまで在籍してきた主力選手はこぞって残留を選択。そこに加えて、補強はほぼ実力者ばかり…という構成を選んだ。加えて昨季後半の指揮を執ったダビー・ゴメスも継続して指揮を執ることとなった。

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