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Bリーグ2023-24オフシーズン診断・B2(7)新潟アルビレックスBB

B1での数シーズンにわたる不振から、チームとして噛み合うタイミングをなかなか見出せないまま、ついにB2降格となってしまった新潟アルビレックスBB。決して良くはない手の内を明かしつつも、着実に戦えるチームを形成し、初のB2の戦いに対してタフにあろうとしている。

チームに残る選択をした選手たちに報いる戦い方を経て、「1年でのB1復帰」は現実的な視野にあるのだろうか。


(参考)2022-23シーズンの戦績

オフの間の動き

昨季のチームで500分以上出場したメンバーで残留しているのは、いずれも新潟出身である#32池田雄一と#34遠藤善の2人のみという状況。長年点取り屋として貢献を続けたロスコ・アレンが川崎に移籍し、ルーキーながら活躍を見せたケヴェ・アルマ、コフィ・コーバーンは揃って韓国移籍を果たして退団ということで、外国籍ユニットは解体。

プロスペクトとして期待されたモサクオルワダミロラ雄太ジョセフ(茨城。登録名を「モサクダミロラ」に変更)や澁田怜音(京都)、杉本天昇(FE名古屋)も退団するなど、ロスターの大幅再編から始まっている。

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