【BB放談・IMPOV Plus⑤】世は戦乱渦巻き―B2東地区編―
メンバーシップの「上」の方々限定でお送りしております「IMPOV Plus」、今回は、再びB2からの昇格戦線について話していくことにしましょう。昨季も似たようなコラムは↓のように出しましたが、改めてどこがプレーオフに向けて有利不利か…という話にお付き合いいただければ幸いです。
通常、「IMPOV Plus」は記事単体販売をしておりませんが、今回のB2まとめ編の2本は、特別に単体販売をしようと思います…。買っていただいた方、興味を持たれた方は「普段こんなこと書いている…」という参考になさっていただければ幸いです(今後B1編も書く予定ですので)。
現状のプレーオフスポットは
一言で言うと、西地区の激しい首位争いがそのまま山を決めるという状況。よって、左側のA千葉スポットに対して、滋賀、福岡、熊本が節ごとにころころとポジションを入れ替えながらという地獄絵図を展開している。
一方で、東地区は首位A千葉に既に地区優勝マジックが点灯している一方、2位越谷がかなり離れた位置となり(対A千葉で15ゲーム差)、3位青森の方が近づいてきている(対越谷2ゲーム差)…という。一方で、一時3位の座も見えた山形ワイヴァンズの失速が目立ち、気付けばワイルドカード上位の座も危うい状況に。という具合に他の上位陣が離れていっている中で、A千葉の地区優勝マジックはついに「3」に。地区優勝どころか、全体1位確定も秒読みという次元に達しつつある。秋田(2017-18)の年間最多54勝、群馬(2020-21)の歴代最高勝率.912を両方とも更新できるのではないかというペースだし、おそらく48~49勝の時点で全体1位が決まる(西地区の動向でもっと早まる可能性も)。
今回においては、ちょっと離れすぎたA千葉については深く掘ろうとしすぎず(後々何かで原稿になると思います。現段階で一言でいうならば「昨季よりも徹底力を増して、かつ杉本慶が下がった時間でのハンドラー選択肢がめちゃ増えた。相変わらず外国籍勢はファウルトラブル上等だけどそれを埋める選択肢もある」)他7チームと+α的にいくつかのチームを挙げていきたい。とは言えめちゃくちゃな文章量になるのは目に見えているので、東地区・西地区をそれぞれ分けて考えていきたいと思います。
東地区2位:越谷アルファーズ
昨季はアドバイザーだった安齋竜三がHCとなり、安齋HCの宇都宮時代を支えた#31喜多川修平の加入などで「職人・実直」的なカラーと、#0LJ・ピークの獲得などで「個の火力」も確保してきた。その一方で、待ったなしの課題なのが高齢化。現状のロスターは平均年齢30.9歳とリーグ最高齢(開幕時点でのロスターで比べればA千葉の方が上だったのだが、黒川虎徹、チュアンシン・リュウの加入によって入れ替わった)。要因としては駒沢颯(⇒熊本)、トロイ・マーフィーJr.(⇒富山)など若手選手の移籍による部分も無いと言えば嘘になる。
一方で主力選手の中では笹倉怜寿、井上宗一郎など若手の躍動も見られ、実際その火力で押し切るような試合も見られるのだが…。
2戦目が取れない
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