コロナウイルス『SARS』、なぜ消えた？
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記憶に残るコロナウイルス『SARS』、2002年11月に中国広東省で発生して、2003年7月にはWHOが終息宣言を発しました。１年にも満たない期間に世界約30の国と地域で約8000人が感染して約800名が亡くなったと報告されています。
その後、コロナウイルス『MERS』が2012年アラビア半島の国々を中心に発生しました。このころは前職時代に頻繁に中国に訪問をしており、羽田から上海、成田から広州など中国の色々な所に訪問をしてました。
■当時を思い出します！
中国の空港に到着すると、上下防護服を着た人達が数名飛行機に乗り込んできます。一人一人のパスポートを確認して、最近の海外の渡航歴を調べます。そして座席表の位置を一覧表と照らし合わせて確認をして、座席３列単位くらいで写真を撮影して濃厚接触メンバーとなりうる人を記録に残します。最後に一人一人体温測定して終了。
200名くらいだと２～３時間飛行機の中で待つことになります。飛行機を降りると消毒マットに全身霧吹きのカーテンを浴びて荷物を受け取るのですが、荷物はビショビショなので消毒されていたと思います。今思うと、徹底した水際対策ですごかったのではと思います。
MERSは2021年になっても海外では感染報告がある事からSARSのようにWHOが終息宣言が出ていません。今まで約2600名の感染者と約900名の死者が報告されています。主な発祥地は中東になりますが、今でも指定伝染病となっています。
■SARSに話を戻します。
コロナウイルスSARSがなぜ８カ月少々で撲滅する事ができたのか？これは今でもとても不思議と思っています。新型コロナもSARSのようにならないか？と思っていましたが、変異を繰り返してより強くなってしまったので今では難しいようですね。
季節的な要因もあった事と、水際対策もあり世界中に感染が広がらなかったのでは？つまり、11月から始まり翌年８月に終息宣言となったので季節性のインフルエンザのように夏場弱まった所で、抑え込みが成功して変異まで至らずに撲滅してしまったようです。
運が良かったと書いてある記事もありましたが、季節要因などのタイミング・世界情勢等々色々な要因が重なりSARSは世界で感染爆発を起こさずに消滅したとの事です。
今回の新型コロナは、もしかしたら自然界・地球、いや宇宙が人間に何かを訴えているようにも感じています。
緊急事態宣言延長が延長になりますね、皆さん注意して行動してください！
いつも最後までありがとうございます。
参考資料
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