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仏教に学ぶ生き方、考え方「ジェンダーレス」

 最近は男性メイクをする人が増えてきているそうです。

 「男がメイクなんて」と思う感覚ももう古いのですね。

 なかなか「昭和の感覚」が抜けない私は「とてもびっくり」するような現象です。

 歴史を遡ると、修行の場である比叡山や高野山には「男しか」入れませんでしたし、最近まで「相撲の土俵」に女性は立ち入れませんでした。

 そんな「世の中の当たり前」に真っ向から異議を唱えたのは真宗の教えだったのではないでしょうか?

 そして、老若男女「別け隔てなく」お聴聞をする機会に恵まれたのです。

 厳密に言うと、実は親鸞聖人は「男女の場所」は分けられていたようです。

 それは「妄(みだ)り」になることを防いで、「信心をいただく心持ち」を大切にされたからこそであり、ジェンダーレスは保たれていたわけです。

 そもそも仏教は「男女の別け隔て」をしませんでした。

 その証拠にお釈迦様のお弟子にはお釈迦様の育ての親であられる「マーハパジャーパティ」や幼い我が子を亡くされた「キサゴータミー」など、女性の方も沢山お見えになるのです。

 真宗はそんな「仏教の本質」をあらためて「見つめ直した」とも言えるでしょう。


☆今日の一句☆

 真宗は
   ジェンダーレスだよ
           一緒だよ

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