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ほとけさまのおしえ「恋愛をしているあなたへ」

 「好きな人」といるときは時間がすぐに経ち、楽しい気分に浸れるものです。

 そんな方に、仏教の教えで「背中をそっと押せるもの」はあるのでしょうか?

 仏教では愛は「愛着」と捉え、愛着は簡単に「憎悪」に変わると考えます。

 なので愛からは少し距離を起き、あまり「踏み込まない」ように気をつけるのです。

 でもどんどん踏み込んでしまうものこそ愛であり、凡夫の私たちが抑えようとしても、そう簡単には「コントロール」することはできません。

 でもちょっとした「心がけとコツ」を仏教から学ぶことで、ますます恋愛が素敵なものになっていくかもしれません。

 それはもうみなさんもご存知の「六波羅蜜」を実践することです。

①「布施」→ちょっとしたプレゼントを贈ったりいつも笑顔で優しく接するなど。

②「持戒」→待ち合わせの時間や、約束したことをちゃんと守るなど。

③「忍辱」→苦しい生活や、喧嘩のときにじっと耐え忍ぶなど。

④「精進」→仕事を頑張ったり、家事を協力したりするなど。

⑤「禅定」→心を落ち着けて物事を冷静に考えるなど。

⑥「智慧」→少し離れて全体を観察し、物事を正しく捉えていくことなど。

 こうやって見てみると、恋愛が続き、ますます深まる「要素」がすべて含まれていると思いませんか?

 つまりは仏教で言うところの「慈悲」の中に、恋愛の極意はすっぽり納まってしまうのかもしれません。

 そして自分のできる範囲で、少しずつ「あなたの恋愛」に取り入れていけば、きっと素敵な未来が訪れるのかもしれません。


 ☆今日の一句☆
 
 恋愛の
   深きところに
        慈悲がおり


 

 

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