見出し画像

仏教に学ぶ生き方、考え方「住むということについての憧れ」

 私はいつもは「お寺の境内」に住んでいます。

 お寺には一般的には「本堂」と「庫裏」があります。

 本堂は、皆さんがお参りして「各種法要」を行う場所です。

 所謂「極楽浄土」を模した「お荘厳」(おしょうごん)があります。

 それに対して庫裏は来ていただいたお坊さんやお説教師さんが「休んだり、準備をしたりする」場所と、「住職や家族が住んでいる」場所とからなります。

 なのでそれなりに「広い空間」になってしまうのです。

 でも私は実は自分の住居は「小さくて狭い」ところに憧れています。

 もっと言えば「テントとか車内とかネカフェ」などの極小空間が好きなのです。

 その理由は簡単で、人ひとりがいる空間になるべく「手間ひま」をかけたくないからです。

 それなら「ワンルームのアパート」でもいいんじゃないですかと言われますが、それに派生する「各種契約」もなるべくしたくないのです。

 つまり契約に「繋がれる」ことも嫌なのです。

 そんな「根なし草」のような生活に密かに憧れている自分はやはり「変わり者のお坊さん」だと感じています。


☆今日の一句☆
 住むところ
     こだわりなくし
           自由得る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?