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仏教に学ぶ生き方、考え方「モノを手放すということ」

 今日は午前中に、お寺の庫裏(くり)の掃除をしました。

 世話方様に来ていただき、いらないものを軽トラックに積んで運んでもらいます。

 今までいると思いこんでいた、「洗濯機、靴箱、椅子や机」など、思い切って貰ってもらいました。

 スッキリして広くなった玄関とリビングを眺めながら、モノを所有する「苦」をあらためて感じておりました。

 そして手放し忘れることで、「苦」からも放たれるような「清々しさ」を感じております。

 昭和世代の私は「モノの豊かさ」が幸せの象徴でした。

 「ないよりある、小さいより大きい」ことが「良し」とされて育ってきたように思います。

 でも本当は「持たない」ほうが圧倒的に「幸せ」なのではと思い始めています。

 そして地位も名誉も収入も家財も、数えるほどしか持っていない私はもしかしたら「最高の幸せ者」なのかもしれません。


☆今日の一句☆

 もったいない
    言うより手放し
         持たない我

※隠されたダジャレが含まれております。十分ご注意ください。

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