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仏教に学ぶ生き方、考え方「一日何も食べなかった話」

 昨日は午前中法要を執り行い、午後から「配り物の書類」を整えていました。

 例年この時期に初盆の「棚経」の予定を組みます。

 八月十四日の朝から今年亡くなられて初盆を迎える方のお宅に伺い、「棚経」(たなぎょう)というお勤めをいたします。

 その「順番」を表にして配るのです。

 なるべく効率よく回るように組むのですが、いろいろな「事情」もありなかなか上手く組めません。

 そんなことで他の通知とその表を印刷し封筒に入れて仕上げると、もう「午後六時」をゆうに過ぎておりました。

 そこからプールで二時間泳ぎ、「九時すぎ」にやっとファミレスのご飯をいだきました。

 よく考えてみると、前日の「午後七時」から何も食べておりません。

 口にしたのは「酢ドリンク」と、「整腸剤」と「ビタミン剤」だけです。

 そして、その「ひと口め」のコーラと味噌汁は、格別に美味しかったのです。

 一日の終わりにこういうささやかな楽しみがある我々「人間界」もなかなかいいものだなと感じ入っておりました。


☆今日の一句☆

 一日の
   終わりにいただく
          幸(さち)多し

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