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仏教に学ぶ生き方、考え方「若さと仏教」

 仏教と聞くと、そのイメージの一つに「お年を召してから関わるもの」というものが付いてきます。

 確かに法要に来られる方は、ご年配の方がどうしても多くなりますし、やはり身近な方の法要となると、若い方はなかなか足が遠退くことになるようです。

 でも私は声を大にして
「若者よ、仏教を学べ!」
と言いたいのです。お経が長くても、スマホを眺めていたくなっても、とにかく、おじいちゃんおばあちゃん、またお父さんお母さんについてきて、本堂のお荘厳を眺めながら、時間を過ごしてほしいと思っております。

 というのは、仏教には人生の捉え方、考え方が色々と説かれており、一つの物事をいろんな角度から見られるようになるからです。

 人生の挫折はお年寄りだけに起こるものではありませんよね?むしろ若い人にこそ挫折や落ち込み、苦しみや悲しみは襲ってくるのです。

 ならば、それをしっかり見つめて、捉えることができる方法は、若いうちから身につけておいたほうがよいということになります。

 また、仏教の見方が一度分かれば、いろいろなことに応用でき、人生を通して、あなたの未来を大きく変えることができると思います。

 言っておきますが、これは勧誘とか、入信を勧めるといったものではありません。あなた自身が仏教の考え方を知り、自分の生活に取り入れるのです。

 今の仏教は形が重視されている割には、中身の考え方は、ほとんど知られていないと感じています。

 まずは日常のいろいろな場面で、「仏教的にはどう考えるのだろう?」と問いを持っていただけたら幸いです。


☆今日の一句☆

 若くても
    苦しい悲しい
        多いです

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